今朝、第一段階の条件をクリアしたので、訴訟の準備をしましょうと弁護士から電話があった。

っていきなり、なんのこっちゃ?と言う話ですが、順を追って説明すると。

今から数ヶ月前、いつもの消化器内科を受診するために待合室で待っていたとき、ふと目にしたB型肝炎訴訟弁護団のポスター。


ポスター



そのときは、そんなに気を留めなかった。
というのも、自分も妹も母子感染によるB型肝炎のキャリアだと思ってたから。

ところが、あるとき母と妹に確認すると、キャリアでないことが分かった。

となると、自分のB型肝炎はどこから(誰から)感染したんだろうか???

で、そのときに頭に浮かんだのが、例のポスター。
ひょっとして自分も集団予防接種で感染したかも。

ネットで調べてみると、以下の5つの条件が書かれてあった。
 ①B型肝炎ウイルスに持続感染してること
 ②集団予防接種を受けたことがある人
 ③昭和16年7月2日以降の生まれの人
 ④母子感染ではないこと
 ⑤他に感染原因がないこと

すでに和解しているので、病態によって和解金が支払われるが、自分の場合は『敗訴期間を過ぎた無症候性キャリア』に当たるので50万円となるようだ。

もちろん和解金の中から訴訟のための印紙代、弁護士費用や検査費用などを払わなくてはならないので、手元に残るのはわずかだし、恐らく書類の作成や入手が面倒だから提訴しないでおこうと思ってた。

ところが、透析クリニックで院長先生と雑談がてら、提訴の話をしてたら、提訴する期限が限られているし、もし移植をして免疫抑制剤によって肝炎になるとも限らないので、和解金はわずかかもしれないけど、集団予防接種によるものだと確定しておいた方がいいと言われた。

どういうことかと言うと、提訴する期限は特別措置法が施行されてから5年間であるので、残りはそんなにない。
一度和解金が支払われても、その後症状が進展した場合は、既に支払われた和解金との差額が支払われることになっている。

ということで、訴訟のための準備をすることになった。