相変らず透析液ネタが続きます。(汗)
透析液の清浄化のひとつの単位にEU/ml (または、EU/L)がある。
このEUがエンドトキシン・ユニットで、エンドトキシン活性単位と呼ばれるものである。
(なんのことかさっぱり分りませんが、技士さんは訳の分らない単位だから、そういうもんだと思って下さいって言ってました。)
エンドトキシンは、グラム陰性菌(大腸菌やサルモネラ菌など)の死骸の一部で、これが体内に入ると極めて強い毒性を示し、発熱や倦怠感、ショック症状を起す。
グラム陰性菌は、大きすぎて透析膜を通ることはできないが、その死骸の一部であるエンドトキシンは透析膜を通ることができるので、これが大きな問題となる。
特に、最近ではβ2ミクログロブンリンなど比較的大きな分子量の尿毒素を除去できる透析膜の使用や透析液が直接体内に入ってくるHDFなどの治療法の進展などによって、このエンドトキシン・ユニットはますます重要なものとなってきているそうだ。
普通の水道水は、塩素消毒によりグラム陰性菌自体は死滅してるが、死骸の一部であるエンドトキシンは数千~数万EU/Lの値になるそうだ。
ちなみに、うちのクリニックでの測定値は12EU/Lだったそうで、エンドトキシンに関しては極めてきれいな水道水を使っていることになる。
そのまま透析液に使っても大丈夫じゃないって技士さんに言ったら、笑ってましたが。
透析液の清浄化のひとつの単位にEU/ml (または、EU/L)がある。
このEUがエンドトキシン・ユニットで、エンドトキシン活性単位と呼ばれるものである。
(なんのことかさっぱり分りませんが、技士さんは訳の分らない単位だから、そういうもんだと思って下さいって言ってました。)
エンドトキシンは、グラム陰性菌(大腸菌やサルモネラ菌など)の死骸の一部で、これが体内に入ると極めて強い毒性を示し、発熱や倦怠感、ショック症状を起す。
グラム陰性菌は、大きすぎて透析膜を通ることはできないが、その死骸の一部であるエンドトキシンは透析膜を通ることができるので、これが大きな問題となる。
特に、最近ではβ2ミクログロブンリンなど比較的大きな分子量の尿毒素を除去できる透析膜の使用や透析液が直接体内に入ってくるHDFなどの治療法の進展などによって、このエンドトキシン・ユニットはますます重要なものとなってきているそうだ。
普通の水道水は、塩素消毒によりグラム陰性菌自体は死滅してるが、死骸の一部であるエンドトキシンは数千~数万EU/Lの値になるそうだ。
ちなみに、うちのクリニックでの測定値は12EU/Lだったそうで、エンドトキシンに関しては極めてきれいな水道水を使っていることになる。
そのまま透析液に使っても大丈夫じゃないって技士さんに言ったら、笑ってましたが。