RO水の説明のところで、普通に逆浸透という言葉を使ってたけど、逆浸透って何?
アクアテクノロジー社のサイトにいい図があったので、ちょっと拝借。
左側の図)
(水分子しか通さない)半透膜を隔てて、左側に真水、右側に食塩水があると、お互いの濃度が同じになるように、半透膜を通して水が左から右へ移動する。このときの(水分子が移動する)現象を浸透といい、左と右の水面の差を浸透圧という。
右側の図)
逆浸透は、水分子が通常の浸透とは逆向きの動きとなる。つまり、右側から左側へ水分子が移動する。そのためには、右側の溶液になんらかの圧力をかける必要がある。
このように水分子だけ(実際には、低分子量の物質も)を通すことができる膜を逆浸透膜といい、タンパク質などの高分子量物質を通さない膜を限外ろ過膜という。要するに、半透膜の孔の大きさによって呼び方が違う。
さて、ここで新たに疑問が湧いてきた。
濃度差を同じにするって透析の原理の拡散と同じじゃない。
じゃあ、拡散と浸透ってどう違うんだろう???