mEq/Lの単位換算のブログで、透析液のカルシウム濃度が2.75mEq/L(=5.5mg/dl)で、透析患者の基準値が8.4~10.0mg/dlだから、透析液の方が濃度が低いと書いた。

ここで、疑問が。

直近の血液データだと、透析前の血清カルシウム値が9.7mg/dlで透析後が10.3mg/dlだった。

透析液の濃度が低いと、拡散により透析後の方が低くならないといけないのでは???

ということで、技士さんに聞いてみた。

血清カルシウムは、3つの状態で血液中にあるそうで、その3つは
 ・イオン化カルシウム(50%)
 ・イオンと結合したカルシウム(3%)
 ・タンパク質と結合したカルシウム(47%)

この中で、イオン化カルシウムが問題になるそうだ。

つまり、血清カルシウム値の50%の値と透析液の濃度と比較する必要があるようだ。

自分の透析条件に当てはめると
透析液のカルシウム濃度:2.75mEq/L(=5.5mg/dl
透析前の血清カルシウム値:9.7mg/dl

透析前イオン化カルシウム値:9.7/2=4.85mg/dl
透析後イオン化カルシウム値:10.3・2=5.15mg/dl

拡散により透析液からカルシウムが入り、除水によりカルシウムが抜け、その結果、若干プラスとなったようだ。

あ~、すっきりした。