前回のブログで鉄剤の増加について書いた。

昨日の回診は院長先生だったので、ちょっと聞いてみた。

結論から言うと、うちのクリニックでは低フェリチン高TSTという治療方針らしい。

日本透析医学会の「2008年版 慢性腎臓病患者における腎性貧血治療のガイドライン」に拠れば、
 TSAT(トランスフェリン飽和度)<20%
 フェリチン<100ng/ml
で、鉄剤投与となっているが、うちのクリニックの目安はフェリチンが60を切ったら、鉄剤の投与をするそうだ。

鉄は造血に不可欠な物質ではあるけど、鉄剤の過剰は、酸化ストレスによって、老化、発がんのみならず、造血障害を起すらしい。

治療の方針は、体内の鉄が効率よく利用するようにすることであって、貯蔵鉄(フェリチン)が充分あることではないとのことであった。

自分の場合は、3ヶ月前の検査データで、フェリチンが51となったので、鉄剤を月に1回投与し、今回のデータでは、さらにフェリチンの値が下がって28になったので、月2回の投与にしたらしい。

今回のTSATは30.2%だけど、もう少し高めの方がいいらしく、高くなればエリスロポエチンを減量していくそうだ。

今回は、有意義な回診だった。