透析により、尿素などの小分子の老廃物がどれくらい除去されたかを示す指標で、「Kt/V」(ケーティー・オーバー・ブイ)という。
透析患者の予後に影響する重要な指標で、1.6以上が至適透析条件となる。
Kは尿素のクリアランス(ml/分)、tは透析時間(分)、Vは体水分量(ml)で、体重に0.6をかけた値。
尿素のクリアランスは、1分間当りに尿素が完全に浄化された体水分量(ml)をあらわす。
Kとtの積は、透析時間における尿素が完全に浄化された体水分量(ml)となる。
そのKtを体水分量Vで割ったKt/Vは、体水分量の何倍の体水分量が透析時間tの間に完全に浄化されたかを示す指標となる。
透析を始めてからのKt/Vは、こんな感じ。
ダイアライザーの大きさには変化がないけど、透析時間は、当初の3時間から5時間に、血流量は200から290になっている。
透析条件を変更するたびに、Kt/Vがアップしてきている。
昨日の回診時に、Kt/Vが1.4から上がらなくなっていることを相談したら、若い(?)患者さんでは、代謝量が多いのでKt/Vがそれほど上がらなくても心配ないって言われた。透析後のクレアチニンや尿素窒素、また身体の異常などを総合的に判断すればいいらしい。
若い患者さんでも2前後のKt/Vのブログも見かけるんだけど・・・。
悩みは尽きない。
さて、今回のブログで「Kt/V」は、何回使われたでしょうか?(笑)
