高血圧の治療薬いわゆる降圧剤は、カルシウム拮抗剤、ACE阻害剤、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、直接的レニン阻害薬、α遮断薬、β遮断薬がある。あと、利尿剤もかな。
今まで先生から言われるままに降圧剤を飲んでいたが、低血圧で倒れたことをきっかけに、降圧剤についてちょっと調べてみた。
まずは、レニン-アンジオテンシン系(RA系)の話。では、吟じます。(笑)
レニン-アンジオテンシン系は、主に血圧の調節や電解質バランスの維持に関わっている。このレニン-アンジオテンシン系は腎臓から出されるホルモンで調節され、活性化されることで血圧が上昇する。
これらの調節機構のことを、レニン-アンジオテンシン系(RA系)、またはレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAA系)と言う。
肝臓で作られるアンジオテンシンノーゲンが、腎臓から出るレニンという酵素によって、アンジオテンシンⅠに変る。
次に、アンジオテンシン変換酵素(ACE)によって、アンジオテンシンⅡに変る。
このアンジオテンシンⅡが血液に乗って肺に運ばれると、アルドステロンに変り、これが血管を収縮させて血圧が上がる。
したがって、それぞれの段階の酵素の動きを阻害すれば、結果として血圧が上がることがなくなる。
レニンを阻害するのは、直接的レニン阻害薬(Direct Renin Inhibitor)で、薬としてはラジレスがある。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害するのは、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(Angiotensin Converting Enzyme Inhibitor)で、薬としては、カプトリル、タナトリル、レニベースなどである。副作用に空咳がある。
アンジオテンシンⅡ受容体を阻害するのは、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(Angiotensin Receptor Blocker)で、ブロブレス、ニューロタン、ディオバン、オルメテックなどである。
ここで、疑問。
慢性腎不全は、腎臓の機能がダメになった状態だから、透析患者はレニンという酵素も出ないのではないか???
今まで先生から言われるままに降圧剤を飲んでいたが、低血圧で倒れたことをきっかけに、降圧剤についてちょっと調べてみた。
まずは、レニン-アンジオテンシン系(RA系)の話。では、吟じます。(笑)
レニン-アンジオテンシン系は、主に血圧の調節や電解質バランスの維持に関わっている。このレニン-アンジオテンシン系は腎臓から出されるホルモンで調節され、活性化されることで血圧が上昇する。
これらの調節機構のことを、レニン-アンジオテンシン系(RA系)、またはレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAA系)と言う。
肝臓で作られるアンジオテンシンノーゲンが、腎臓から出るレニンという酵素によって、アンジオテンシンⅠに変る。
次に、アンジオテンシン変換酵素(ACE)によって、アンジオテンシンⅡに変る。
このアンジオテンシンⅡが血液に乗って肺に運ばれると、アルドステロンに変り、これが血管を収縮させて血圧が上がる。
したがって、それぞれの段階の酵素の動きを阻害すれば、結果として血圧が上がることがなくなる。
レニンを阻害するのは、直接的レニン阻害薬(Direct Renin Inhibitor)で、薬としてはラジレスがある。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害するのは、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(Angiotensin Converting Enzyme Inhibitor)で、薬としては、カプトリル、タナトリル、レニベースなどである。副作用に空咳がある。
アンジオテンシンⅡ受容体を阻害するのは、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(Angiotensin Receptor Blocker)で、ブロブレス、ニューロタン、ディオバン、オルメテックなどである。
ここで、疑問。
慢性腎不全は、腎臓の機能がダメになった状態だから、透析患者はレニンという酵素も出ないのではないか???