確定拠出年金資料

 
ゴールデンウィークで遅くなってしまったけど、確定拠出年金の資料が届いた。

ここで、おさらい。

説明図

 


確定拠出年金(個人型)は、1号被保険者(自営業者など)、2号被保険者(サラリーマンなど)が加入することができる。2号被保険者は、勤務先に厚生年金基金、確定給付年金、適格退職年金、確定拠出年金(企業型)のいずれの制度もない場合に限る。それぞれに、毎月の掛金の上限額が決められている。

メリット)
掛金が全額税額控除の対象になる。
 所得税、住民税が安くなる。
運用益が非課税となる。
  税金で引かれるはずの金額が運用に回せるので、複利効果がある。
転職時に資産を移動させることができる。
障害者の場合、一括で受け取ると全額非課税となる。(年金で受取った場合は、どこにも書いてないので、今のところ不明です。)

デメリット)
途中解約が認められていない。
  60歳になるまで受け取ることができない。
運用先のリスクは自己責任となる。
  運用先を自分で選ぶので、運用に対するリスクは自分が負うことになる。元本変動型を選択して、元本割れが生じてもすべて自己責任となる。


ここで、年間所得500万円の人が、毎月23,000円(上限金額)を拠出したとすると、

23,000円×12ヶ月=276,000円が所得控除になるので、課税所得は4,724,000円となる。
課税所得5,000,000円の所得税、住民税は、それぞれ572,500円、500,000円となる。
課税所得4,724,000円の所得税、住民税は、それぞれ517,300円、472,400円となる。

軽減額は
(572,500円+500,000円)-(517,300円+472,400円)=82,800円

障害者云々は別としても、お得な制度だと思うんだけど・・・。