移植公開講座③

金曜日の院長先生の回診時に移植講座の話になった。

院長先生：出席されてましたが､どんな感想を持ちましたか？

JUJU：移植後はバラ色の人生が待っているということが前面に出てたように感じました。健常者のしかも身内の腎臓をもらうからには､ドナーやレシピエントのリスクについて詳しく知りたかったです。初回だから仕方ないかもしれないですけど・・・。

院長先生：そうですね。透析医療も進歩してきていますから､必ずしも透析はダメで移植はバラ色ということにはならないですよ。ただ､JUJUさんの場合には､移植の前にＢ型肝炎の治療をしないといけないですよ。ただ､キャリアの治療薬が透析患者に使えるかどうかは､一度､専門の先生に相談してくださいね。

JUJU：公開講座では､Ｂ型やＣ型肝炎のキャリアでも大丈夫と言ってましたが､やっぱりそうなんですね。

と､回診時は何の疑いもなくやりとりしたが､改めていろいろと調べてみた。

ノバルティス・ファーマのＨＰには､以下のようになっていた。
｢Ｂ型肝炎キャリアの患者でも移植することはできます。ただし､移植後に､ステロイドによるウイルス増殖が認められるため､Ｂ型肝炎ウイルス表面抗原（ＨＢｓ）陽性キャリアはもちろんのこと、Ｂ型肝炎ウイルス抗体陰性､B型肝炎ウイルスコア抗原（ＨＢｃ）陽性の潜在的キャリアでもきちんとしたフォローが必要です。｣

移植専門医か肝臓専門医に一度じっくり聞いてみる必要があるかも。