昨日の透析中、ほとんどの患者さんがNHKの「ためしてガッテン」を見ていた。
番組タイトルは、「痛ッ!“足がつる”に隠れた危険な病とは?」。

うちのクリニックは近くの大学病院から先生達が来ているが、その中のシャント・ドクターがこの番組に出演してた。
シャント・ドクターのO先生は、時々来られてシャントの具合をチェックしてくれる。
番組にO先生が登場したときには、「おーっ」という声が。
僕は幸いお目にかかったことはないが、結構皆さんお世話になっているみたいだった。

で、番組の内容はというと。
足が攣る原因は、冷え運動脱水だそうだ。
ま、透析患者さんは、身をもって経験してるから、よく分ってる話。

足が攣る人の中に危険な病気があって、それは閉塞性動脈硬化症だそうだ。
僕のベッドのお隣さん(糖尿病性腎症からの透析)がちょうどこの病気で検査入院してた。
もちろん、主治医はO先生だったんだって。

で、ここからがブログタイトルにある「新しく血管ができる」話。
閉塞性動脈硬化症は、主に下肢の大血管が慢性的に閉塞することによって、軽い場合には冷感、重症の場合には下肢の壊死にまで至ることがある病気だそうだ。
この病気の患者さんが「1分歩いて3分歩くことを10回」を1週間に3回行うと、3週間くらいで新しい血管ができるんだって。

詳しい話はNHKのHPで見てください。

シャントの血管もこんな風に新しくできるといいんだけどね。