
いよいよ引越し間近ということで、夜な夜な荷造り作業に追われている。
主な荷物は服、レコード、CD、DVD、本、ミニカー等。
たいていサブカル系の人間というのは荷物が多くなりがちだが、中でもミニカーの梱包は気が遠くなるほどに骨が折れる。
通常は台座にネジで固定されたケースに納まって流通しているが、自宅ではF1マシンのフォルムをあらゆる角度から存分に堪能するために、台座から外し、ガラスのショウケースに保管している。
そのため、それを梱包するには、その数二百を裕に超えるミニカーを、また一つ一つネジで固定してケースに入れ直さなければならないのだ…。
そして案の定、一つ一つ梱包するたびに、ついつい手に取りじっくりと愛でてしまいがちなので、作業はスローペースで進行している(笑)
しかし考えようによっては、梱包作業の中で目に留まった普段は記憶の片隅に追いやられがちな珍車・迷車を、引越し作業の気分転換もかねて記録しておくいい機会かも知れない。

1/43『D.HILL / BRABHAM BT 60』
1996年にF1史上初の親子二代チャンピオンの栄冠に輝いたデーモン・ヒルが、鳴かず飛ばずの下積み時代に駆ったブラバム!!
個性的ではあるが鈍重なフォルム。かつて1960年代や1980年代にはチャンピオン獲得経験もある名門であったが、チーム消滅寸前にまで没落していた1992年当時は、ついに財政難から日本のロックバンド『聖飢魔Ⅱ』に広告スペースを叩き売る始末。

デーモン小暮閣下がデーモン・ヒルをサポート…という冗談のようなホントの話。
他にもいくつか日本企業のスポンサーが目につくあたり、このマシンもまたF1バブルの徒花と言えよう。
コアな聖飢魔Ⅱファンならば要チェックのコレクターズ・アイテムである(笑)