イタリア車 無間地獄      (仮)-moteki.jpg


映画今週いよいよ劇場公開される映画『モテキ』ですが、先日一般公開に先立ち催された試写会への潜入に成功。
ひと足はやく観賞させていただきました。


ご存知の方も多いと思いますが、この映画は漫画原作TVドラマの映画化である。

テレビドラマ版は地上波テレビとしては異様にサブカル濃度が高く、テレビの連ドラなどほとんど観ない自分にとっては珍しく面白いと思えるドラマだった。

しかし、よく考えたらあたり前の話だが、テレビでは「テレビでここまでやるか!」と感じるネタでも、映画のスクリーンで観た場合、案外弱いこともあるということに気付かされる。

逆に言えばテレビへの期待値がすこぶる低下しているとも言えるかも知れない。

ちょうど海賊盤DVDで幻の封印作品『狂気人間』を観賞したばかりだっただけに、当時に比べてテレビがずいぶんと当たり障りのない内容に成り下がってしまっていることについ危機感を覚えた。
余計なお世話ではあるが。


映画版もドラマに引き続き、監督はあの『深夜ドラマの帝王』こと大根仁なだけに期待していたが、監督本人が「慌てて作った」と言うとおり、正直ちょっと、まとまりのない映画だったかなぁ…
と思ったら初監督映画だったのか!なるほど…。

しかし大根作品はテレビでは『去年ルノアールで』や『美しい男性!』など傑作も数多いので、映画監督も続けるのであれば次回作に期待したいです。


サブカル濃度も意外にあっさり薄口に感じたけれど、そこは『小ネタの帝王』でもある大根仁のこと、スクリーンで一度観ただけでは気付かないような、マニアックなサブカルネタがまだまだ潜んでいるのかもしれない。







鉑実はそもそも、いわゆる草食系男子というやつに対してはかなり否定的な考えを持っていて、この映画みたいにTwitterで知り合って恋愛に発展するみたいな感覚がもうすでに理解不能。
これって世間ではフツーなんだろうか?

鈹個人的には草食系の主人公には全く感情移入できず、主人公とは対極のリリー・フランキー演じる肉食系やり手エロオヤジに心を奪われる。

パワハラしてでも狙った女を落とす絶倫っぷりは、ある意味アラフォー世代の将来の理想像と言っても過言ではない気もするが、終演後の帰り道で前を行く若い女性二人組が「リリー・フランキー、キモかったね。」と話してるのが聞こえてきてガッカリ(笑)


アラフォー世代としては若い娘さんにも、この醗酵しかかった燻製のような、大人の男のコク深い味わいがわかるようになってほしいところである。