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本レーシング・オン25周年記念号の特別対談
『~ふたりのトップ~星野一義×中嶋悟』
これは、日本に籍を置くモータースポーツファンならば、ぜひ読んでおくことをオススメしたい。
お茶とくに、巷で言うところの、草食系やら絶食系などと呼ばれる男子は、絶倫系肉食オヤジ・星野一義の爪の垢でも煎じて飲んだほうがいいだろう。




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ヨコワケハンサムボーイだったころの星野。
鈹まるで『実写版サーキットの狼』のごとき肉食系フェロモンを漂わす…。

譓『日本一速い男』と呼ばれながら、運命と時代の歯車が噛み合わず、夢のF1フル参戦は叶えられなかった漢の、一切の飾りのない赤裸々な言葉の数々は、日本のモータースポーツの歴史にある程度理解のあるファンであれば、涙と笑いを禁じえないはずである。




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キラキラいわゆる『F1皺』が刻まれる以前のツヤツヤサトル。
ザッツ昭和なドラマ『特捜最前線』を彷彿とさせる渋味である…。

まるで昭和のレース漫画のような世界を地で行く肉食系の星野に比べると
『粘り納豆走法』などのキャッチフレーズからも伺えるように、いかにもひかえめなキャラではある中嶋だが
星野の悲願であったF1フル参戦を、その眼前で掠め取ったのは他ならぬ中嶋である。

肉食系オヤジ星野の直情率直な発言に対して、自虐的に三河の田舎者であることを強調しつつ、独特の間で淡々と返す中嶋には、それはそれで、三河の田舎侍特有の老獪なしたたかさが垣間見えて、妙に納得させられた。

なんというか、レーシングドライバーが、ただ速く走りさえすればよかった時代が過去のものとなっていく過程で
時代の波にギリギリ乗り遅れた男と、ギリギリ残った男との、独特の距離感と緊張感を持ったライバル関係というものに、なんとも男心をくすぐられました。


永遠のライバルと言われる二人が、チーム監督として今なお火花を散らすという、フォーミュラニッポンとスーパーGTへの興味が、自分の中でふつふつとわいてきています。