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『宮崎吐夢 / 何度も店じまい』






先週、劇団・大人計画の芝居を観劇に訪れた下北沢・本多劇場で、この宮崎吐夢のDVDを入手したことはすでに記しましたが…



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本そのDVDの豪華ブックレットに収められた、『宮崎吐夢×戸川純の緊急特別超リスペクト対談』が、物凄く面白く、興味深く、目からウロコで、また共感し得る内容だったので、これは捨て置けんと思い、今日さっそくサクッと発掘して来ました。




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『戸川純 / 玉姫様』






お茶の間的には『釣りバカ日誌』でおなじみの女優のイメージが強いが、かつては『不思議少女』と呼ばれたサブカル系歌手だったことは知っていた。



ヘッドフォンしかし、ジッサイに初めて聴いた戸川純は、けっこう衝撃でした…。


まるで、クラウス・ノミvsパティ・スミスの異種格闘技戦のような戸川純の世界!!

個人的には「♪我一塊の肉塊なり♪」とか「♪隣の印度人♪」の言語感覚がツボでした(笑)


音符あとはやっぱり『玉姫様』はもちろんだが、「♪樹液をすする~♪」の『蛹化の女(虫の女)』が、とくにお気に入りになりました。

【追記】聴きこむと『憂悶の戯画』『踊れない』も、そうとうイイ(つまりほとんど全部イイ)!!
戸川純、大ヒットの予感!!(笑)






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宮崎吐夢のブックレットに収められた対談を読むと、戸川純自身は『不思議少女』と呼ばれることに、かなり抵抗を感じていた様子が伝わってくる。

本人は『不思議ちゃん』ではなく『説明ちゃん』『論理ちゃん』『納得少女』などと自称していたらしい。


つまり、

「女が論理だてて喋ろうとすると、それを男は『不思議少女』とか『不思議ちゃん』って言いだすんだけど、それは『不思議ちゃん』じゃなくて『論理ちゃん』なのよ。論理的にいえば」



ということだそうですが、これは女性に限った話ではなく、僕もこの言葉には激しく共感しました。






僕は、この戸川純のような世界観を理解しようとせず、ただ多数派であることだけを正義と決めつける世の中のほうが、よっぽど『不思議ちゃん』だと思うんですが…。