家族を大切にしたかったのに、壊れていく家庭を見続けてきた話
私はずっと、「家族みんなで出かけたい」「旅行に行きたい」「思い出を作りたい」と願ってきました。
でも、気づいてしまいました。 もうその形は戻らないのだと。
息子はもう家族で出かけたがらなくなりました。
その理由を考えると、胸が痛くなります。
私は、夫の関わり方が大きく影響していると思っています。
夫は、子どもが体調不良でも仕事を休まず、私が体調不良でも仕事を休まず、 「俺は働いているから休めない」と言い続けてきました。
しかし、私も同じように働いています。 それでも家事も育児も、ほとんど私が担ってきました。
休みの日、夫は「俺の休みは俺の時間だ」と言い、 釣り、虫取り、パチンコなど、自分の趣味だけを優先してきました。
その時間に息子を連れて行ってくれたら、どれほど私が楽だったかと思います。
父親として、息子に何かを教える時間を作ってくれたら、 息子の心にも違う形の家族像が育ったかもしれません。
息子はテニス部を選びました。 私
が昔入っていた部活です。 私とは一緒に練習することがあります。
でも、夫はその時間もパチンコに行っていました。
私が息子の部活動の車出しをしているときも、わかっていながら当然のようにパチンコへ行きます。
私は家族を大切にしたかった。 みんなで過ごす時間を作りたかった。
でも、家族の形は一人では作れません。
誰かが関わらなければ、誰かが寄り添わなければ、 家族は自然と離れていきます。
今、私は強い怒りと悲しみを抱えています。
それは「家族を壊したい」という感情ではなく、 「家族を守りたかったのに守れなかった」という悔しさです。
この文章は、誰かを責めるためではなく、 同じように一人で家族を支えてきた人に届けばと思って書いています。
そして、自分自身の心の整理のためにも残しておきたいと思いました。