けど、商売しててつくづく思うのは自分は凡人だということ
多分、ブランド化みたいな方向に行くだけオレの能力では時間の浪費になると思ってる
飲食店をはじめたとき考えたのが、強烈な個性を作って遠くの人も来てもらえる店
できたら、路地裏系とかで家賃が低くても来てもらえて儲かる形態を考えてたけど
まぁ、無理だったね
他店と差別を図れる料理の腕前がまずない
遠くから来るようにマーケットにPRする知識もない
そもそも相棒が2年間飲食店経験があるだけ
ただ、うちの店では当時どこにもない一品だけはプッシュして店名にもして売ってた
話がそれたけど、はじめは食べログ、ポスティング、ぱど、などなどあらゆる経費をかけて宣伝してた。しかし、反応は少なかった
来てくれたのは周囲の人達だけ
そこで考えたのが、この周囲の人達が使いやすい値段で使いやすい商品構成にして売っていこうと方針転換
これが結構当たって、2年目、3年目からは広告費ゼロで、収益が上がってきた
料理もふつうの焼肉、何も目新しいことはしなかった。ただ早く出そう、当たり前にあるメニューは出そう、お客様に3000円以内で満足してもらおうと誰にでも出来ることだけを、繰り返していた
それしか出来なかったから、結果それは正解だったと思うし、マーケットのニーズにたまたま合致してたと思う
上手いこと売上は上がったし、形が出来ると毎日同じことをするわけだから、労働時間も減った
飲食店では珍しくうちは残業がない
休憩1時間とって合計8時間労働で終わる
有休も結構取りやすい
休みも月6〜7
飲食店では珍しいと思う
しかし、料理が好きな人は物足りないないわけだ
彼らの中では売上を上げるイコール新しい料理をつくる、なわけだ
間違いではないけど、君たちはそこまで料理の知識が深くあり、それを誰でも出来るようにオペレーション組んで時間内に終わる形までやれるのかい?
って、ことを問いかけると途端に壁ができるわけだ
凡人なのにブランド化していこうとしても
ツライだけじゃないのかとその時思った
それよりも凡人なりの戦い方で、やっていけば良いと思ってる
何となくこの店使いやすいよね
そんな感じの強さ
しかし、これはオレたちだけしかわからない感覚で、社員の自己実現したい欲求とは相反する難しさがあった
単純に経験者としての器が足りず、それを上手い方向に持っていくことができなかったんだな
と今っとなっては反省しきりです
まぁ仕方ないよね凡人だったんだもんねオレわ