今、ネットの世界ではディープステートという言葉が当たり前のように飛び交い、もはや陰謀論でも何でもなくなりつつありますが
それでも、ディープステートという存在が、本当は私たちの想像以上に古い歴史を持つことを知る人はあまり多くありません
河添恵子さんが紐解く、ユースタス・マリンズの「カナンの呪い」という書籍は、著者の人生をかけた数十年の研究において
最後にたどり着いた、「聖書と現代の金融資本家たち(ディープステート)との密接な関係」を明らかにしたものです
その意味で、マリンズ氏の人生の集大成そのものでしょう


少しコアな話をしますと
このディープステートという存在は、イルミナティ―と呼ばれるフリーメーソン内の特別な秘密組織とも同一視されますが
フリーメーソンには厳格な階層、要するに身分の階層制度があって、その階層は33に分かれていると言われています
そして最下層に近くなるほど、組織の真の目的などはまったく知らされず
末端の会員になると、フリーメーソンは単なるボランティア組織であって、社会貢献を目的にしていると教えられています
ですが、階層が一段一段上がるにつれて、メーソン内の秘密が段々に明かされていく仕組みとなっているそうです
なぜそのことが分かるかというと、過去、最上階層にまで上がった人物が組織から抜け出し、テレビのインタビューに答えたからです
その人物はインタビュー後、すぐに不審な自動車事故で亡くなっています

このフリーメーソンの「血の掟」、つまり、彼らがどのようにつながっているか?という事は、最近わかってきています
彼らは実は「サタン信仰」つまり、「悪魔信仰」を持っていること
そして、生贄の儀式や幼児性愛(ペドフィリア)、人肉食(カニバリズム)など、およそ常識人が信じられないようなことが
彼らの秘密の「儀式」として用いられていると言います。。。それが、彼らの「秘密を保持するための、秘密の共有」だと言います

実は、このことはまったく的外れなことではなくて
2017年ごろ、アメリカではトランプ大統領の統治下、ジェフリー・エプスタインという男が
小児性愛や小児人身売買などの罪で逮捕され、その後獄中で死亡しています(実は生きているという説も根強くあります)
エプスタインはその交友関係において、様々なビップやセレブを、彼の所有する小児売春島に招いていることが明らかにされています
ここからはあくまで噂のレベルにすぎませんが
小児人身売買に関わっていたとされるのは、たとえばヒラリー・クリントン。。彼女はハイチで起きた津波において
被害者である子供たちを数多く保護名目で監禁し、売買したともいわれています
そして、子供たちの血液から作ると言われる「アドレノクロム」という若返りの秘薬とされているものもまた
アメリカの政治家やハリウッドのセレブらを魅了しているともいわれます

そして、肝心な聖書と彼らディープステートとのかかわりですが、実は聖書には、数多く「カナン人」についての記述が出てきます
神は、「カナン人」たちをユダヤの民の中から完全に殲滅し、彼らと子孫を儲けるようなことをしてはならない、と命じました
「そうしなければ、様々な厄災がユダヤの民自身に降りかかることになるだろう」、そう聖書には随所に書かれています
この「カナン人」たちの信仰儀式の特徴が、実は「悪魔崇拝(バール信仰)」「生贄の儀式」「小児性愛」「人肉食」なのです
ちなみに、人肉食(カニバリズム)は、カナン人とバール信仰を組み合わせた言葉(カナン・バール)と言われています
そして神はユダヤの民に、バール(邪神・偶像)崇拝する者たちを排除させましたが、カナン人たちは、地下に潜り
秘密結社として、その後も信仰を続けていったと言われています

そのカナン人が、その後世界に散らばり、フェニキア人となり、ベネチア人となり、今に続いています
カナン人というのは、はっきり言って、人種のことではないと私は思います
恐らくは、このバール信仰によって悪魔を崇拝し、地下組織として儀式を続けてきた集団であり
その思想を受け継いでいるもののことを言うのだと思います
聖書には、「カナン人たちと交わり、子孫を儲けてはならない」とありますので、彼らの思想影響を受けて朱に染まってはいけない
という意味なのだと思います

フェニキア人、ベネチア人も、金融や通商を支配し、大いなる力をもっていました
旧約聖書、申命記28章15と43~46にはこうあります
「しかし、あなたの神、主の声に聞き従わず、今日、私が命じるすべての戒めと定めとを守り行わないならば、このもろもろの呪いがあなたに臨み、あなたに及ぶであろう」
「 あなたのうちに寄留する他国人(カナン人)は、ますます高くなり、あなたの上に出て、あなたはますます低くなるであろう」
「彼(カナン人)はあなたに貸し、あなたは彼に貸すことができない。彼は頭となり、あなたは尾となるであろう」
「このもろもろの呪い、あなたに臨み、あなたを追い、ついに追いついて、あなたを滅ぼすであろう」
「これらの事は長くあなたとあなたの子孫のうえにあって、しるしとなり、また不思議となるであろう」

これらはカナン人に関するものですが、まさに今現代の世界を象徴しています
「あなたは彼らに貸すほどの財力はないが、彼らにはあなたに貸すほどの財力がある。。。」
「長くあなたとあなたの子孫の上にあって。。。」
こう見ると、3000年以上前の聖書が、今現在のことまで見通しているわけです

ディープステート、カナンの呪いとは、単なる陰謀論の話ではありません、今まさに世界が迎えている危機こそ
彼らによる「カナンの呪い」であり、旧約聖書が予言する危機なのです