新聞やニュースに当たり前のように出てくるGDP
皆さんご存じと言わんばかりに登場しますが
これっていったい何??
って思いませんか?( ̄∀ ̄)
授業で薄っすら出てきたような…
出てこなかったような…
上がったらいいんだっけ…
そんな近いようで遠い「GDP」について
解説していきます!(。・ω<。) ⌒ ♡
そもそもGDPって何なのか?
日本語で直すと、国内総生産と言います。
国内で生産された全てのもの、という意味になりますね。
なるほど!と納得したところ…
意味を確認すると
「一定期間に国内で新たに生み出された財やサービスの付加価値」
とあります。
付加価値??
生産されたものじゃないの??
じゃあ何にどんな価値が足されたのか言いますと
例えば、ここに300円のパンがあったとします。
パンを作るときに
50円の小麦粉
50円の水
100円の人件費がかかったとします。
このパンは合計200円のパンですが
300円で買われたことにより
100円の付加価値が生まれたということになります。
やったね!٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)و
このGDPの値が高ければ高いほど
たくさんの物が作られて
たくさんの物が買われたということなので
景気の良い経済力が高い国
ということになります。
このGDPが去年は1万円で今年が1万8,000円に増えると
80%も成長したことになります。
これがいわゆる経済成長率ってやつですね。
しかし、この金額が
例えば100円のものが100個売れた1万円
150円のものが120個売れた1万8,000円の場合
物価が上がったから金額が伸びたからであって
売れた数は20個しか増えていません。
これで経済成長率80%と言えるのでしょうか?
そこで
物価の影響を除いたGDPを実質GDPと呼びます。
(素直に計算したのは名目GDPと呼びます)
実質GDPは去年の100円に120個を掛けて
1万2,000円となります。
なので、1万円から1万2,000円への成長で
経済成長率は20%となるわけです。
いかがだったでしょうか。
いつかニュースでGDPが登場した時に
パンの話のやつだな~と思いだしてもらえれば
幸いです!(*゚▽゚)ノ