かたくなに前衛的。   -457ページ目

雨垂れと脳汁

先日。

とうとう坂本教授の演奏をこの肌で直に感じて参りました。
パシフィコ横浜でのHASのチャリティーライヴ。
HASという名のYMO




Human Audio Sponge@パシフィコ横浜 


10代の頃から、いつかはナマ坂本龍一!
と、憧れ続けこんなにも早く時が訪れるとは夢にも思いませんでしたわ。

教授と私との出会いは小学生時代にさかのぼります。
11歳だった私は当時、ジョン・ローンに憧れてラストエンペラーを観たのがきっかけで、サントラの美しさに子供ながらにあんぐりしていました。
当時のCSでピアノを弾いていた坂本教授はとてもセンシティヴな印象で11歳にして心を奪われたのをよく覚えています。

さて。
3人がステージに登場し、演目が始まり「以心電信」が・・・(涙)
っして「スポーツマン」(細野トリビュートバージョン)で細野氏と高橋氏のデュエットが響き渡る頃には、感激で溢れ出る涙が止りませんでした。
今まで幾度と著名なアーティストのライヴに足を運びましたが
あれ程に翻弄され涙が止らなかったのは初めてでした。


バックスクリーンのVJも華を添えステージを盛り上げ
アンコール前の最後の曲として「Rydeen79/07」が静かに流れだし、終盤につれて捲るめく音の波に満ち満ちて、ゾクゾクと会場全体が震撼した瞬間、皆が総立ちに!

ラストは教授自らドラムを叩き「CUE」を演奏!


テクノポップ、そしてエレクトロニカど真ん中の期待通りのテクニック音に大満足♪
また、音響設備の重厚さにも驚愕!
素晴らしい音でした。

会場を出ると雨がシトシト。
脳髄が興奮し、手放しで火照った身体を
濡れた石畳とともにじっくり冷やして帰路についた私。

帰宅後は3人のパワーに圧倒されてしまい、

彼らの余韻に四肢を浸し、

幾度と知らぬ溜息を洩らしながらも、藍色に宵は更けて行きましたとさ・・・