11:55の溜息 | かたくなに前衛的。  

11:55の溜息

ベッドサイドのサンタ。

本日もあたしの最大の味方の毛むくじゃら。


一昨日も昨日も明日も明後日もあたしの最大の愛を受け止める毛むくじゃら。

この子はあたしがいないと駄々をこねる。あたしはこの子がいないと駄々をこねる。人間のエゴ。着せたサンタ服。死ぬほど可愛い。そして死ぬほど憎い。この子との出会いから藍色の不幸が始まった。この子があの人の悪像をあたしの心に鎖でつないだ。あたしの人生を180℃傾けたあの人とのその鎖は永遠に切れない重罪。

この一年を振り返る。誰かに親切にされればされるほど、長距離を置きたくなる自分が大きくなっている。昔から、誰かに甘えることが苦痛で仕方がない。独りでいたいのに、独りじゃないよと風が囁く。鼻先を撫でる風はオレンジ色なのに、刺々しく痛みを伴う。自分が嫌い。嫌い。人と心から接することが出来ない。二次元の心地良さ。四次元のあぶらあせ。
二次元の心地良さ、四次元のあぶらあせ。

クリスマスという資本主義の親切。日本は過剰。家族と飾る新築のリビング。        

















なぜか息苦しい。
そんな自分が嫌い、嫌い。