ソロラテンダンスの基礎7
《ここでは、モディッシュラテンのステップを学びます。》
ヒップロールについて(2)
前回の「ソロラテンの基礎5」ヒップロール1ではバックアクセントとフロントアクセントがあるという事を学びました。
今日はヒップロールの動かし方について学びましょう。
腰を回すルート
ヒップロールの動きを行う時、下記の図のように4つのコーナーを通り回せばよいと考えている人が多いと思います。
しかしこの回し方ですと、軸が崩れやすくなり、床と平行に腰を回すため、前側に腰を回している時は上半身が後ろへ、後側に回している時は上半身が前へ倒れてしまいます。
6箇所を必ず通り回す
ヒップロールは6カ所を通り腰を動かさなければなりません。
上記の図の様に真ん中の前後も意識して回します。
このように回すとき1番から3番までの間が床と平行にはならずムーブメントにメリハリが出てきます。
骨盤の前傾と後傾
4つの角を通って回すと骨盤は床と平行となり、あまり骨盤が前傾、後傾しないのですが、真ん中をいれた6箇所を通る時骨盤は大きく前と後ろに動きます。
骨盤の前傾とは上の図のようにおヘソを下に向ける状態の事をいいます。
骨盤の後傾とは上の図のように、おヘソを上に向ける事をいいます。
この骨盤の前傾、後傾という動きは意識しないとできない動きになっています。
レッスンでの意識付け
振付け前のアイソトレイションやリズムトレーニングなどで、ヒップロールの練習をする時、毎回出てくる同じ動きに慣れてしまっている人が多いため、なんとなく動かしている人が多いと思います。
しかし意識して骨盤を上げ下げする練習をしましょう。
特に振りの中にヒップロールが入っている場合、次の振りつけのことばかりが頭にあり、腰の動きがおろそかになりがちです。
「練習以上の踊りは出来ません!!」
ですので、慣れてしまった動きにも注意しながら基礎の練習をきちんとこなしましょうね!
次はタイプ別(姿勢別)のヒップロールの動かし方について学びます。