女性の脱毛症の原因と予防法について❕
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ヘアライン矯正2,800本移植(After:9ヶ月経過)
○男性の脱毛症と女性の脱毛症の違い○
■男性の脱毛症:額の生え際が’M字’のように後退したり、頭頂部の頭髪が減少または細くなる形で発症します。
■女性の脱毛症:女性型脱毛症の場合はヘアラインは維持された状態で全般的に頭髪の密度・太さなどが減少して主に分け目を中心にクリスマスツリーパターンで発症して地肌が透けて見えるようになります。
○女性の脱毛症の原因○
薄毛(脱毛)というのは、髪があるべき部位にないという状態をいいます。人の身体に存在する体毛を毛髪といいます。髪の毛を頭髪といいますが、その髪の毛が脱落する現象を薄毛(脱毛:Hair Loss)と言います。
脱毛の症状を発覚すると早めに治療を受けるべきです。放置してしまうと脱毛症は徐々に進行していき深刻な状態になる可能性が高いため、早期治療と管理が最も重要です。
ホルモンの変化
女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、脱毛症が起こることがあります。 特に閉経以降、女性ホルモンが急激に減少して脱毛の症状が現れる場合が多いです。
ストレス
ストレスは脱毛症の主な原因の1つです。
ストレスは”万病の元”というほど、心理的にも身体的にも悪影響を与え、脱毛症を引き起こす要因でもあります。ストレスが増えた場合は頭皮の血行が低下することになり、毛髪の成長に必要な栄養素がうまく供給されず脱毛が生じることがあります。
多嚢胞性卵巣症候群
多嚢胞性卵巣症候群は妊娠適齢期の女性によく生じる内分泌疾患で、慢性無排卵と高アンドロゲン血症が特徴です。
そのうち脱毛症は、臨床的高アンドロゲン血症の病症になります。
若年層の女性の場合、ニキビ、多毛症などが生じますが、更年期以降の女性の場合は脱毛症として発現されます。
これを単純に生理が不規則で生じる疾患と考えて放置すると、薄毛をはじめとする様々な問題が生じる可能性があるので、早期治療が必要です。
脂漏性頭皮炎
頭皮に炎症が起こる疾患を意味します。
脂漏性頭皮炎がある場合、頭皮が痒くなり、皮膚が剥がれてふけのようになります。それによって髪が抜けやすくなる環境になります。
甲状腺機能異常
甲状腺の病気は、男性よりも女性に多くみられる特徴があります。
もし特別な原因なしに抜け毛の症状が現れたら、甲状腺に問題がないか確認した方がいいです。
特に甲状腺から甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、甲状腺中毒症を発症させる甲状腺機能亢進症が脱毛症を引き起こします。
甲状腺機能亢進症の症状は食欲は旺盛ですが体重が減少するようになり、全身倦怠感、暑さに耐えられない現象、動悸、手のふるえ、息切れ、脈が速くなるなどの症状を伴うことになります。
過度なダイエット
体重管理のための過度なダイエットの場合、栄養不足による脱毛症が起こることがあります。
女性型脱毛症は先天的な要因より後天的の疾患や環境の要因が作用する場合が多いので、脱毛の症状が現れたらこのよう要因などを確認してみる必要があります。
○脱毛症予防のための習慣○
薄毛(脱毛症)を予防するためには、まず生活習慣・食習慣の見直しです。
普段の自分の食習慣を見直す必要があります。脂っぽい食べ物やしょっぱい食べ物など刺激がある食べ物の摂取を控えることをおすすめします。またファーストフード、インスタント食品なども控えるのがいいです。
栄養バランスの良い食事➔頭皮と毛髪の健康に役立つ食べ物を中心とした献立を立てましょう。
シャンプーの場合は朝より夜にした方がいいと言われています。また髪を洗った後頭皮まで丁寧に乾燥することが重要です。また頭皮や毛髪に刺激を与えるような製品などは控えた方がいいです。
十分な睡眠を取ることも大事です。個人差はありますが、6~7時間前後の睡眠時間が目安でできるだけぐっすり睡眠を取るがおすすめです。また定期的に頭皮や毛髪の健康状態をチェックしてみることをお勧めします。
ありがとうございます。
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