宮台社会学35年分のエッセンス!!
今社会がおかしい。
産業空洞化。
デフレと格差。
三万人の自殺者。
動機不明の犯罪。
ヘイトスピーチ。
官僚支配と政治の無力。膨らむ国の借金。・・・・・・
そう感じるあなたは、本書を読みなさい。
歯ごたえがあるがよく噛めば、
ああそうか、と腑に落ちるはずだ。(中略)
宮台氏の仕事は疑いなく、世界第一級の業績である。
ー 橋爪大三郎
(「日本経済新聞」2014年3月23日書評より)
150項目35頁分の註釈付き
社会の不透明さに耐え、日本社会を再設計せよ!
私たちはいま、意を同じくする者同士が連携し、
互いに競争的かつ共栄的中間集団関係を取り結ぶべきであり、
そのことの延長上に将来のあり得べき国家像や国際社会像を
いわば結果論として思い描くべきなのです。
2010年、僕が看取った師匠の小室直樹先生は、
日本はもう駄目だと慨嘆する僕に
「否、宮台君、社会が悪くなると人が輝く、心配はいらない」と
諭されました。
どうか来るべき時代を「他人任せ」にするのではなく、
「自分たち」の手で切り開いて実りあるものにしましょう。
否定的な踏み台となることも含め、
この本がそれに役立つなら、これにまさる幸せはありません。(筆者)
帯文より
- 私たちはどこから来て、どこへ行くのか/幻冬舎
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