語彙の豊富な会話は楽しく、自然に学力が身につく

 

何事にも″基礎”が大事です。″基礎”の積み上げがほんとうの力になります。

学力も、スポーツ(体力)、音楽(音感)とまったく同じ。

 

例えば、音楽で″絶対音感”(聴く音の音程が分かること)を身に付ける、これは3歳までしっかりと音を体感することが絶対条件です。大人になってから絶対音感を付けることはほとんどできません。

 

学力の基礎は″語彙”にあります。3歳ごろまでに親御さんとたくさん会話をすること。もちろん楽しく、笑顔で会話することが大切です。方言は全然かまいません。多少難しい言葉でもどんどん使っていけば、子供たちは自然に言葉を理解します。

 

絵本の読み聞かせ、TVのアニメや歌などを聴かせることもいいですが、見た後の会話が大切。子供がそこから得た知識や情報を自ら体感することでしっかりと身につくことができます。

 

近年は、母親に替わって父親が子育てに加わることがあります。それ自体はわるいことではありませんが、男の会話は語彙が少なく、トーンも低い。子供にとってはやはりお母さんとの会話の方が楽しいでしょうね。女性は男性より話し好きなのは、子供に言葉を教えることが自然に備わっているからです。

 

次回も学力向上プラン・・・基礎学力の付け方を解説します。

 

(文責 いくら たかのり)