長慶寺の丘から眺めた泉南市の風景

長慶寺の丘から眺めた泉南市の街、遠くに関空を臨む

 

茅渟(ちぬ)の海(大阪湾)と和泉山脈に囲まれた風光明媚な街、泉南市。大阪府の南端に位置し、大阪市内には約1時間ほどで通えるベッドタウン、人口約6万人の中堅都市でもあります。

 

1995年、近隣の海上に関西国際空港は誕生、それに伴って大型商業施設「イオン泉南」が誕生するなど、経済の発展も期待されました。

しかし、バブル経済の破綻後、日本経済が低迷、泉南市の発展もストップ、低成長の時代が続きました。

 

その間の街の移り変わりは、若者人口が減少。高齢者が増え続け、医療費の増大、駅近商店が徐々に消え、駅前がどんどん寂れてきました。

 

2010年頃から、インバウンド(外国人観光客)の受け入れに伴い、関空が徐々に息を吹き返すようになった。それに伴い、周辺都市も徐々に復興。線路の高架化、改築する駅が増え、その周辺にマンション建設、商業施設ができるなど、大阪南部も街もようやく発展の兆しが見えてきました。

 

しかし、それに取り残されたのが関空より南側の街、泉南市、阪南市、岬町。

経済的にも文化的にも街の発展が一歩、二歩、取り残された感がします。

 

今のままでは他市にどんどん取り残される感じがします。

 

もともと泉南には、砂川奇勝公園、海会寺遺跡、長慶寺などの自然、歴史遺産があり、田畑、丘陵、漁港があるとても住みよい街です。

新しい発想と新しい取り組み如何で泉南市の発展も十分可能。

 

このブログでは、今後の泉南市の発展のヒントを綴る所存です。