続き。

ちょこちょこ噴火していたなかで

大噴火があった。

そのとき初めて

自分が制御できなかった。

寒いという体感以外で

カラダが芯から『震えた』のは

この時が初めてだった。


もう何をどうしていいのか

全く分からなかった。


ただただ

体が震え

ワナワナとした。



そして

浮かんだひとつのことば。


『許さない』


今になって思えば

これはそれまで勝手に我慢して

自分にストレスをため込むという

自虐的な私自身に

向けられた言葉なのかなと思う。


しかし当時は

矛先はその人だった。


私は完全なる被害者と化した。




友人に相談した。

想いの丈を聞いてもらった。

そしてこの先どうしたらいいかと相談した。


彼女は気持ちはわかるけど
冷静に対応しろと言った。


私もそうだと思った。

そして

そうしようと思った。



だけどね

相手を目の前にしたら

そんなことできなかった。

頭では冷静に!と叫んでいるのに

腹の底からわき出るような

気持ちには勝てなかった。



悔しい

私を何だと思っているのか

イヤだということをしておいて

その態度は何だ

なめているのか

ふざけるな!



…いろいろ言った。


だけどね

奥底の気持ちは言えなかった。

言ったらカッコ悪い。

これまで優勢だったのに

これを言ったら一気に

『弱くてカッコ悪い私』に

成り下がってしまう


そう思えて言えなかった言葉がある。






それは




『寂しかったよ』




これだった。



ふざけるな も

悔しい も

決して嘘ではないけれど

ホントの気持ち

というのは

寂しかった

これだけだった。


これを伝えられていたら

今の状況は

少しは変わっていたのかなあ。