KPOP界の致命的な毒。数字と言う評価基準。スミン、ミュス、チャートの押し上げは今後も必要なのか | テテと OVER THE RAINBOW

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Youtuberの、ARATA DANCE SCHOOLさんが、昨日、とても興味深い記事を紹介してくださってました。

 

動画はこちらです

下矢印

 

 

1時間を超える長尺ですが、

お時間のある方はぜひ試聴していただきたいです。

 

今回ARATAさんがご紹介していた記事は

こちらになります

下矢印

 

 

時間のない方のために、私がみなさんと

共有したいと思ったところだけを抜粋して

独自に翻訳したものを載せておきます。

 

 

数字、数字、数字

 

最も致命的な毒は、数字にこだわることです。

批評家たちはしばしば、K-POPは音楽のジャンルではなく産業であり、その構造であると言ってきました。

その認識が、問題の核心にあるのかもしれません

 

K-POPは音楽産業ですが、その楽曲の品質自体が、チャートの数字や株価以上に議論されることはほとんどありません。

たとえ主要な音楽賞にノミネートされたとしても、曲がその栄誉に値するかどうかを話すとき、楽曲の質やチャレンジングな側面よりも、YouTubeの再生回数やオンラインストリーミングの蓄積量に根拠が置かれがちです。

 

これまでのK-POPの評価は「何を 」成し遂げ、「何を 」達成したかに焦点が当てられてきました。

 

「最初の奇跡は、2016年にBTSがビルボード200のアルバムチャートでK-POPグループとして最高位を獲得したことでした。

確かに、企業は目に見える結果で投資家に自分たちを証明しなければなりませんでしたが、外部の者たちがわずかな数字の下落に大騒ぎし、この世の終わりであるかのように振る舞うことは、業界全体を悪化させています。

 

たとえば昨年6月、ストレイ・キッズはアルバム『5-Star』をリリース。1週間で460万枚を売り上げました。

そのとき各メディアには、K-POPは世界のどの音楽産業も成し得なかったことを達成したいう見出しが躍りました。

しかし、11月の『Rock-Star』の初週の売上高が370万枚に落ち込むと、K-POPの危機が迫っているという論調に変わりました。

 

「このような不健全なサイクルが、K-POP界ではもう30年近く続いています」とLEE氏は述べています。

右肩上がりの成長を続けなければならないというプレッシャーは、もはや強迫観念でしかありません。これが現実です。これは神話であり、問題はまさにこの神話への執着のために生じています」

 

専門家によると、この問題の解決策はただひとつだといいます。

それは、ミリオンセラー神話やチャートを席巻する武勇伝から一歩引くことです

 

「結局のところ、K-POPは文化の一ジャンルです。その中心には音楽、業界に携わる人々の感情、消費者や観客の感情があります」

 

「この対立が長引けば長引くほど、NewJeansとHYBEレーベルに所属する他のすべてのアーティストへのダメージは大きくなります。友好的な解決は遠いと思われるかもしれませんが、それがこの状況を解決し、互いに損害を与えない唯一の方法なのです。バン氏とミン氏は腰を落ち着けて、お互いの違いについて話し合う必要があります。

そして彼ら、そして業界の他のすべての関係者は、K-POPが持続可能な業界になるためにどう変われねばならないかについて考える必要があります

 

by ユン・ソヨン、イ・ジェリム [yoon.soyeon@joongang.co.kr]

BY YOON SO-YEON, LEE JAE-LIM 

 

 

推し活としての動画再生、ストリーミング、投票など否定するつもりは全くありません。

 

私も投票は必ず完走してましたし、ストリーミングも、生活を犠牲にするレベルでやってた時代もあります。

 

そうしながらも、BTSのミュージシャンとしての質や可能性が、今日明日の数字以上に論じられてほしいとも、ずっと願ってきました。

 

今も多くのKPOPファンや業界が、日々、チャートやストリーミングの記録を誇っています。

このアメブロ内では質の悪いアクゲの「マウント材料」にもされています。

 

KPOPが世界の音楽シーンからその「音楽性」を評価されないのは、ファンすらも彼らの音楽を「工業製品」のように見ていて、その質よりも「数字」を見ているからじゃないかと思ったりします。

 

もちろん、ARMYの中にはそうでない方も多くいて、特に新規ファンの中には、音楽性を評価する方が多い印象があります。

 

BTSメンバーも、個人レベルではもうそうしたKPOPサイクルからは、抜け出したいと思っているのでは、とさえ思います。

 

とはいえ、業界が側が先導しなければ、変わることは難しいですよね。