本日も劇団現代古典主義のブログを
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。

劇団員の土肥亜由美です。


本日もご機嫌麗しう。

本日のブログは
サブリミナル現代古典主義
というテーマでお送りいたします。



「劇団 現代古典主義」
というネーミング、
もしや字面だと覚えにくいのでは?

ということで今日は皆さまに
この劇団名を完璧に覚えていただきますよう
がんばって記事を書いてみますね!
どうぞお付き合いくださいませ。

現代古典主義

分解すると

現代+古典主義

となります。

ではまず、古典主義とは何なのか?

▷古典主義(こてんしゅぎ)は、ヨーロッパでギリシャ・ローマの古典古代を理想と考え、その時代の学芸・文化を模範として仰ぐ傾向のこと。均整・調和などがその理想とされる。文脈により異なった意味合いで使用される。ロマン主義の対概念。

  • イタリアのルネサンスは古典古代を復興しようとする文化運動であった。これは各国に大きな影響を与えた。
  • フランス17世紀は古典主義の時代と言われる。古代に範を取った演劇が盛んになり、コルネイユ、ラシーヌ、モリエールは古典劇の三大作家とも言われる。

〈出典:Wikipedia「古典主義」より〉

イメージでいうとこんな感じ。



この古典主義の時代の後、
新古典主義という時代がやってきます。

▷新古典主義は、18世紀中頃から19世紀初頭にかけて、西欧で建築・絵画・彫刻など美術分野で支配的となった芸術思潮を指す。それまでの装飾的・官能的なバロック、ロココの流行に対する反発を背景に、より確固とした荘重な様式をもとめて古典古代、とりわけギリシァの芸術が模範とされた

〈出典:Wikipedia「新古典主義」より〉

難しいことは置いといて、これのことです。


でもこの新古典主義、演劇と言う分野には
派生しなかったようです。
古典演劇は古典演劇のまま、
ずっと受け継がれて来たのでしょう。



ところがここで2006年日本の大阪に、
現代の古典主義が誕生したのです。
それが劇団 現代古典主義ですね。

↑過去公演「ジョルジュの木


↑過去公演「帝国の湖

現代古典主義では古典演劇の基礎をベースに
現代劇(新劇)の要素も加わり、
同時進響劇という独自の進化をした
新しい古典演劇となっているのです。

歌舞伎で言うところの
「ネオ歌舞伎」のようなものでしょうか。

やがてこの現代古典主義という文化は
日本列島を横断し2015年には東京へと広がり、
現在に至っております。

↑2016年 品川六行会ホール「深海のBreath」

現代に誕生した古典主義。

それが私たち劇団 現代古典主義キラキラ

と、覚えていただけましたら幸いです。 


さて、次回公演は
シェイクスピア喜劇「ヴェニスの商人」
を原作とした同時進響劇を
現代古典主義らしくお届けいたします。

アントーニオとシャイロック

チケット先行販売中!

 

★先行販売期間

5/1〜31まで

 

予約専用特設ページより(24時間受付)

◆電話申込み

03-5478-7088  株式会社鐘の音社

・電話受付時間

10:00〜13:00

18:30〜22:00

 

会場でお会いできますこと、

団員一同楽しみにお待ち申し上げます。



 


 

【劇団現代古典主義/劇団員募集】

活動拡大にむけ新人劇団員をまだまだ募集しております。


公演の稽古が始まっております。

次回公演、次々回公演への配役のチャンスも。





 

詳細・ご応募・お問い合わせ等は

以下リンクをご覧くださいませ。

劇団現代古典主義公式HP



今日のお稽古レポートは
きっとブログ部の素敵部員が
書いてくれるんだ!きっと書いてくれるんだ!
美咲ちゃんが撮ってくれた
あの素敵なアントーニオの稽古場写真も
きっと次の記事に出てくるんだ!

というわけで本日はブログ部長の土肥が
ゆるりとお送りいたしました。

おまけ。


Twitterのアイコン、透明感を出して夏を意識。