「大福もち」が無性に食べたくなり、
地元で評判の団子屋に寄った。
男性客の大声が聞こえてきた。
「なんなのぉ!この大福はぁ!あずきの粒が全部つぶれちゃってるじゃない!わたしをバカにしてんのかぁ!食べててビックリしたよぉ!詐欺じゃないかってえ!」
あずきの粒が全部つぶれてる・・・・「こしあん」なんだから当たり前だろう。
当然、
従業員から「こしあんとは、そういうものなんです」との指摘をうけた男性客は、
さらに吠えていた。
「そんなのさあ!だ~れもしらないよぉ!?紙に書いて貼っておくとか、電光掲示板で流しなさいよぉ~!」
紙はともかく、
「こしあん」を説明するためだけに店に電光掲示板を設置する、というアイデアは、‘クレイジー’な回路を持つ者でなければ思いつきもしない、独特のものだ。
春先は、ほんっとヘンな奴が多い。