俺はあらゆる面で自信がない。
自分に実力がないのもわかっている。
だが、そんな俺でも「コイツにだけは勝ってるわい・・・」と圧倒的優越感を感じている人物がいることも確かだ。
しかし、今日、そのコイツから言われたのだ。
「オレ、コウさんの雑魚キャラ好きですよ~」と。
さらにコイツは続けた。
「コウさんの何やっても報われない感じ、オレ好きなんですよね!」。
さらに、
「そういえば、今のコウさんの髪形‘和田アキ子’みたいですね~ガハハ!」とトドメをさしてきやがった。
もう堪忍袋の緒が切れた。
言ってやる!
おまえがぶっ倒れる、あの一言を言ってやろう!
「そういえば、○○くんには言ってなかったけど、俺さあ、この間彼女出来たんだよー」
「えっ・・・・・」と青ざめるコイツ。
さっきまでの冗舌がウソのように黙りこくっている。
フッ、俺の勝ちだ。
だから言っただろうが!
俺を甘く見てもらっては困る!
おまえと俺とでは格が違うのだ!
何度でも挑んでくるが良い!
何度でも相手になってやる・・・・・・・・・それにしても本当に彼女が欲しいものだ・・・。