花火 | アイ☆アム☆ダイエット紳士                   ~無礼なほど太りすぎたボーカル~

アイ☆アム☆ダイエット紳士                   ~無礼なほど太りすぎたボーカル~

下北沢で、ネットで、‘話題騒然’予定。そして一般レベルで、‘鬼ブレイク’予定。・・・・・のバンド『モダンレコード』。そのヴォーカル、過度に素敵な男“コウ”がさらけだすドキュメンタリー・ブログへようこそ!

 これを書いているちょうど今、外では市主催の花火大会をやっている。

 

いつも思い出すのが、高校1年のとき、クラスの男連中7~8人で「ナンパ」目的で花火大会に行ったことだ。


 

誰かの「俺らが本気出せば、ひと夏の思い出くらい、ラク~につくれるぜ!」という完全なる無根拠のひと言を完全に信じ、いざ「ナンパ」に向かうことになったのである。

 

 僕らはクラス内でも代表的な「非・モテ組」だった。


 

その実力は、クラスの女の子と話すのがギリギリで出来るくらい。


 

1,2位を争うカワイイ子相手となると「やべえ、緊張しちゃって手汗かいちゃった~」とか「唇乾き過ぎてくっついた~」とか「思わず目が充血してきたよ・・・」なんてザマだった。


 

ファッション・センスなんてもう強烈だ。


 

下のすぼまったジーンズをおばさんのスパッツのように‘ぴっちぴち・スタイル’でまとい、シャツは完全にイン。


 生まれてこの方手入れを怠ってきた「まゆげ」は元首相の村山富市のよう。


 よっぽど室内犬のほうがオシャレで清潔感にあふれている。


 


 「花火大会」当日。


 

結局、僕たちは全く女の子に声をかけられなかった。


 

自分らとそんなに年は変わらないはずなのに、おしゃれで綺麗でカッコ良くて堂々としてて饒舌で・・・そんな女の子や男どもを見たとき、僕ら全員が「ここは俺らの来るとこじゃない」って強く思ったとおもう。


 

花火大会の会場からはすぐ出てしまった。


 

ちょっと離れた、人のほとんどいない公園で、いつものように水風船をぶつけあって遊んだ。


 一定のリズムで繰り返される、無機質な花火の「ドーン・・・ドーン・・・」という音が哀しかった。


 ただもっと哀しかったのは、「ナンパ」に来たというのに全員の髪型が「横分け」だったということだ。