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化粧品開発者のひとりごと

many things about skincare

先日、僕の母が、
「最近なんだか肌が乾燥してシワっぽいのよね・・・」と。

いろいろと話しを聞いていると、
どうも父の健康管理のために、
食事制限を始めてからそんな症状が現れたらしい。

それまでは父も母も朝飯をがっつり食べていて、
毎朝食に必ず卵料理を献立していたんです。

ところが、コレステロールを気にして、
卵料理をやめたとのこと。

僕は「間違いなくそれが原因だ!」と言いました。

コレステロールは悪者扱いされますが、
極端に血中のコレステロール濃度が低下すると、
体力は低下するし、肌の異変は顕著なんです。

そもそも、角質層の細胞同士の隙間を埋めて、
肌の水分を閉じ込めている細胞間脂質の原料がコレステロールで、
血中コレステロールが低下すると、
細胞間脂質が作られにくくなり乾燥するし、
さまざまな外部の刺激に弱い敏感肌になるのです。
肌にとっては1日に卵黄1個は必須栄養素なのです。

・・・ということで、
コレステロールを身方につけるレシピを。

当然のことですが、コレステロールは増え過ぎてもダメです。
と言うより、、、
体内の総コレステロール値が上がりすぎると、
悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランスが崩れ、
悪玉コレステロールが過剰になります。
こうなると、動脈硬化などの健康問題が起こりやすくなるのです。

そこで、コレステロールと同時に摂りたいのが、
魚類に豊富に含まれるDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸。

今回は卵黄でコレステロール、
魚でオメガ3脂肪酸を同時に摂れる丼を。

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美味しそうなイトヨリが手に入ったので、
これを使いますが、マグロ・鯛・サバなどでもOKです。
刺身にしておいて・・・。

つけ汁を作ります。

レシピ(1人前)
卵黄:1個
ポン酢:大さじ1
塩こうじ:小さじ1
わさび;適量
塩コンプ:少々
すりゴマ:小さじ1/2

刺身にした魚と小口切りにしたオクラ(2本)を
よく混ぜ合わせたつけ汁に漬けます。

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お茶碗にごはんを入れれきざみ海苔をのせ、
その上につけた刺身とオクラ、つけ汁を全てかけます。
最後に水にさらしたシソの千切り(2枚)をのせて・・・

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完成です!!

肌の乾燥が気になる方、
敏感肌の方、
1日1個の卵、
是非お試しを!