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化粧品開発者のひとりごと

many things about skincare

11月頃から、ブログを書く時間のないまま、、
とうとう仕事納めの日を迎えてしまいました。
(とは言えど、なんだかんだ31日までバタバタしてますが。。)


この一年、僕自身あるジレンマと戦い続けていました。
それは、いわゆるマーケティングの教科書に出てくる、
ニーズ、ウォンツ、シーズという言葉。

ニーズは「意識化された欲求」
つまり、消費者の人がリアルに欲しいと感じているもの。

ウォンツは「意識化されない欲求」
つまり、欲しいと意識はしてないけど実際目の前にすると欲しいもの。

シーズは「提供できる資産」
つまり、メーカーの技術とか、アイディアとか。

本来この3つがバランスよく調和したときに、
すごく健全なビジネスが生まれるはずなんだけど、
なんとなくニーズ>ウォンツ>シーズという風潮を強く感じる。
「要は売れたもん勝ち!」みたいな。

だから、化粧品業界だって、
化粧品を作ることに情熱のかけらもない、
IT企業が市場ニーズの分析だけで商品を作って売る。

いやいや、本来違うだろ?

自分たちが、多くの人に提供したい美容のカタチがあって、
それを商品にするべく情熱を傾けて、
さらには、時としてお客様のニーズであっても、
それがお客様のためにならないのであれば、
説明する努力を怠らず。。
そういう姿勢が基本になきゃいけないでしょ。

環境のことも考えれば、
無理やりに大量消費させることが美徳とする時代は
とっくに終わってるし。。

僕だって商売だし、商品が売れてほしいし、
むしろ、こんな考え方では経営者失格なのかも。。

でも、儲けて自分が笑顔になることより、
お客様が笑顔になってくれることの方が、
やっぱり自分にとってはモチベーションで。。

結局、そんなジレンマに悩まされ続けた1年でした。

そんな中で、

たくさんの人に出会い、
たくさんの人に応援していただき、
たくさんの人に支えられて、

きっと、ニーズだけを追いかける人より、
充実した1年を過ごすことができたと実感してます。

今年、お仕事を一緒にさせていただいた皆さま、
僕の商品を手に取り、使ってくださった皆さまに、
心よりお礼申し上げます。

それでが、皆さま、よいお年を!

来年も自分なりに頑張りますよ!!!!