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▶︎前回
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私たち側からの一方的な見方をすれば、
「勝手にしたいように建てた家」
という見方もできるわけなのです。
だから、「離婚する」と言ったところで「家どーすんの?」「ほら見たことか」状態な面もありました。
嫁ちゃんとの話し合いから帰ってきた弟は話を続けます。
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弟「全然俺の話なんて聞いてくれないんだ」
弟「家の中は汚い」
弟「子供に八つ当たりしてる」
弟「疲れているんだろうけど、家事も全然・・・ご飯を作っているのは俺」
弟「この間はお菓子を作っていたけど、お菓子じゃなくてご飯を作ってほしい・・・」
みたいなことを言っておりました。
母も臨月の私も、甥っ子のことをめちゃくちゃ可愛がっていたので、「嫁ちゃんひどい!」というふうになってしまいました。
母「お母さんがいないから、頼り方がわからないのね」と言います。
要は、共働きで子どもが小さい夫婦は大変。
だから、近くに住んで、ご飯や家事、育児を助けあって生活していけばいいのに・・・
どうして家をあんなに遠くにしたのか・・・
ということが言いたかったようなのです。
弟はそんな母に言いました。
弟「俺は、マザコンなんだって言ってた。お母さんになんでも言うって。お母さんになんでもお願いしすぎなんだって」
母「・・・っ!マザコン!?」
母からすれば、良かれと思ってやってきたこと、そして可愛くて可愛くてたまらない息子を「マザコン」「親離れできてない」と言われたわけなので、面白いはずがなかったと思います。
母も母で「お母さんがいないから、何か頑なだ」とか「メンタルが不安定なんじゃないか」とか、好き勝手なことを憶測で言っていました。
とりあえず、これで、はっきりしてしまいました。
嫁ちゃん VS 弟・母連合軍
母「ダメなら・・・離婚も2人で決めたことなら仕方ないわよ」
と、弟の滞在延長を許したのでした。
そしてその次の日、「荷物を取りに行くから」と自分の家に一時帰宅した弟。
ちょうど嫁ちゃんも仕事が休みで、家にいたようでした。
「2回目の話し合いをしてきた」と帰宅した弟が私たちに話をしようとした時・・・
ピンポーーーーン
嫁ちゃんでした。
表情が尋常じゃない、めちゃキレてるのが伝わってくるヒイイイイ
私「・・・おっ、お待ちくださいね・・・」
ドアを開けると・・・
嫁ちゃん「〇〇(弟)いますか???」
弟「・・・っ!」
嫁ちゃん「はい!これ!もう無理だから!子どもにももう会わないで!」
そう言って、離婚届と書いてある紙を差し出した。
ブチギレている
どう見ても、マジギレだ。
血圧200くらいある顔と勢いだった。