
この間、モデルちゃんのブックの並び順などの相談にのっていたのですが
写真ってホントに思った以上にそのまんまが写るのです。
だから例えばちょっと困っているな、とか、不安?とか見えてしまうのです。
ちなみにどういうコンセプトというのもモデルの表現力にかかってくる場合も多いです。
あるモデルの子のブックをみた時に表情や動きと出て来るものが
全く同じでどの写真をみてもぐっとくるものがなく…
髪型も服もシチュエーションも変えているのに、すべて同じにしか見えない。
で、本人に「このブックのコンセプトは?」と聞いたら
「考えたこともなかった。」
「どういうことがしたくてモデルをしているの?」と聞くと
「考えたこともなかった」
「あなたのウリポイントは?」
「や、やる気!」
………。
そのブックから見えたのは
「私、かわいいでしょ?見て!見て!!」
という押し付けられるような感覚で
見た人が共感ができないのです。
例えば、ペットの写真を何枚も何枚も
見せられても飼い主だったり、
そのペットの種類が好きな人には、
その微妙な表情の違いがわかるかもしれないのですが、
それ以外の人たちがみても、
正直どんどん見流してしまう経験ってきっとあると思います。
(ま、そう思っても、いやーんっ、かわいいっっ!見て!見てっ!と撮って見せるあたしが言うのもホントになんですが(笑))
見せる相手はプロなのです。ペットの例えを続けると、
獣医さんやペットショップ、ブリーダーさんなどたくさんのペットの面倒をみて、
かわいさだけでなくてシビアにビジネスとして判断を下す人たち、
もしくはカメラマンさんとかに見せているようなものなのです。
毎日たくさん見ていて、見慣れている人をうならす写真をみせていかないといけないのです。
逆にとっても凝った写真をたくさん撮っている子のブックは
確かに華やかなのだけど、なんとなく彼女らしさがそこになくって。
凝りすぎてしまって、とか、ヘアメイクさんやカメラマンさんの
思いを組みすぎて自分が出せないままにいてしまっている感じで。
本人がとってもおしゃれでココロに引き出しをたっくさんもっていそうな子だから
なおさらもったいないなぁと思ってしまったり。
と、そういうのがすべてみえてしまうのですよね。
ということで、自分のブックや作品を今一度見直してみましょうね。