
ある5歳の女の子はCMで犬を抱いて、
パパにこの子飼っていい?とお願いするというシチュエーションで
演技指導は特別になくあるのはセリフだけ。
「パパ」と呼びかけた後に「この子」犬をみてから
「飼っていい?」と演じたのです。
この子って言う時にわんちゃん見た方がいいかなって彼女の判断。
確かに犬を見ずに抱きっぱなしでって不自然ですよね。
そうゆう天性に考えられる子はあとはいろんな方と合わせてみる、
という練習をすることでさらに研ぎ澄まされると思います。
また別の5歳の子は、シチュエーションやその表す感情をお母さんが
かみ砕いて説明をして理解をして動くようにしていました。
悲しいといわれても悲しいにもレベルがあるわけで、
お友達とバイバイしなくちゃいけないレベルとか
ママとずっと会えなくなっちゃうレベルなど、
本人がわかる感情レベルに置き換えて、
理解をした上で表現をする癖をつけておくと表現力が増えてゆきます。
どうしても経験では補えない部分があるので
その部分は身近なところで知っているような感情だとか状況を
見つけてあげて説明してあげてください。
私があったひとりの3歳の女の子は、宣材撮影の際に
泣き出して、その時にはまわりで「笑って!笑って!!」と
大人たちが一生懸命になりすぎて、びっくりしちゃって泣いちゃったのかな
(笑って!と言うのは、だんだんイラダチも混じってきてしまって
そんな状況だと大人でも笑えないですよね。笑)
と思っていたのですが、その数年後、彼女の演技をみてわかったのですが
彼女は、うまくできないと悔しくて泣いちゃう子だったのです。
さすがに、映画でメインどころの役柄を演じるような子になりましたが
そういう思いが持てるとやっぱり演技は上達しますね。
お子さんの時期に必要なのは経験をたくさんさせてあげることと
そのことにちゃんと意味を持たせること(どういう気持ちだったかとか
覚えておけるように、強制ではなくって楽しくて興味をもてるように持って行くこと)や
どんな想像にも間違いはないので、想像力を鍛えるために
お子さんの中の世界を認めてあげて聞いてあげることも必要だと思います。
どうしても子供のうちに、想像した世界を笑われちゃったりしたら
言ったら恥ずかしいことなんだ、とか萎縮してしまったりで
想像力が衰えていくように思います。
また、先回りして言い過ぎるのも、言うことを聞いていればいいんだと
自分で考えるのをやめてしまうと、また想像力は育たないと思います。
オンとオフというか、想像力の部分は大きな心で
受け入れて認めてあげて、しつけやルールとかはしっかりと。。
って、言葉で言うのは簡単なことですが(笑)