そこで、ひとつ良い質問がありました・・

まずは、背景。
我々、ボディメイク請負人として、エクササイズや食事など、体脂肪の落とし方という方法論は当然として、意外に、その根本となる「体脂肪燃焼のメカニズム」を正確に答えられることができないということが、私は、色々なカラダに関わるお仕事の方と接するうちに、分かってきました。
そもそも、体脂肪燃焼のメカニズムがしっかり理解できていなければ、自分の方法論や経験に頼るしかないわけで、そうなれば、100%の確率でボディメイクを成功させることもできません。たまたま、その方法論や経験が、当てはまればラッキー。
でも、それでは、確率にもれる人も出てくる・・
それは、失礼なのではと考えています。
体脂肪燃焼のメカニズムとして、非常に簡単にまとめると・・・
体脂肪が、ホルモン感受性リパーゼにより、脂肪酸とグリセリンに分解。
そして、その分解された脂肪酸が血中に放出され、エネルギーとして使われれば、最終的に、めでたし、めでたし。使われなければ、また体脂肪に戻るということになるのだが、とにかく、最初のホルモン感受性リパーゼが、しっかり働いてくれなければ意味が無い。
グルカゴン、成長ホルモン、ノルアドレバリンなどは、ホルモン感受性リパーゼを活性化させ、逆に、インスリンは、ホルモン感受性リパーゼの働きをダメにしてしまう。
ここで、問題なのは、質の高い筋トレ後の食事をどうするか?
当然ながら、質の高い筋トレ後は、筋肉回復再生のため、ぶどう糖などを、すばやく取り、インスリンを分泌させるべきなのだが、そのインスリンは、ホルモン感受性リパーゼの働きを抑制してしまうが、現場ではどう指導しているのか?という、受講生のFさんから、鋭い質問がありました。
1.筋トレ直後のインスリン分泌なければ、筋肉量が減ってしまっては基礎代謝が下がる。下がれば、結果、エネルギー消費量が減る。
2.インスリン分泌すれば、ホルモン感受性リパーゼ抑制で、体脂肪が脂肪酸に分解されない。
これは、どちらが間違っているともいえませんね。難しい問題です。どちらに、重点を置くか?
それは、ボディメイクされるお客様の求めているカラダ、性格、生活習慣にもよるのかもしれませんね。そのメカニズムのロジックの中で、お客様に合わせた選択して差し上げるのが、この仕事の醍醐味でもあるわけで。
いや~、良い質問でした。