世の中の女性が求める体型も時代ととも変わってきました。
各年代別の象徴となった女性で見ていきましょう。
1950 Marilyn Monroe
1960 Twiggy
1970 Farrah Fawcett、Brooke Shields
1980 Cindy Crawford、Naomi Campbell
1990 Kate Moss
あるデータによると、
80年代の代表Cindy CrawfordのBMIは、19
90代の代表Kate MossのBMIは、16
(BMIの意味はこちらを参照してください。→ BMI)
どんどん、「スリムに」、「棒のように」がトレンドです。
服は、そういう時代の流れに合わせて作られているので、服のサイズもどんどんタイトに。
次々とファッションを楽しむには、体型をそれに合わせていかなければなりません。
しかし、ここがボディメイクの難しいところ。
単純にBMIでの数値を落として時代に合わせていったとしても、大丈夫な人と、そうでない人に分かれてしまう。
極端に言うなら、大丈夫な人はほんの一部の人。
割合にしたら大丈夫な女性は20%あるかないか位。
数多くの指導してきた私の経験則レベルではあるのですが・・・
点の集合体は線と見るなら、点の位置がまっすぐならその集合体は一直線になる。
その点の位置まっすぐでないと、角度ができ、ジグザグの線になってしまう。
その角度が大きければ大きいほど、痩せても、下半身だけが大きいとか、背中がおばさんぽいとかという結果になってしまうのです。
ジグザグを直線に。
難しい話になってきてしまいましたが、本当の意味でのボディメイク概念をしっかり入れていかないと、たとえ頑張って痩せても、下半身太りはそのまま。服のサイズは下がっても、上半身はM→Sサイズ、下半身はL→Mサイズなんてことになります。これではアンバランスですからね。Cindy Crawfordにしろ、Kate Mossにしろ、上半身と下半身のMやSといったサイズは同じなはずです。