雪なのだ。
昨日と今日は、センター試験が行われています。
積雪などの影響で、新幹線が、遅れたりして、時間を遅らせてテストをしている受験生もいます。
動揺しなければいいけど。
そういえば、ボクの友達で、受験で自分が動揺するのではなく、親族や友達そして先生たちを動揺させた輩がいます。
軽く彼の説明をします。
超ド級の天然です。 そんな彼は、何故か野球部のキャプテンでした。しかも四番。
どれぐらいスーパーナチュラルかというと、秋の公式の新人戦で、終盤どうにか一点取りたい場面で、監督が彼にスクイズのサインをだしたのだ。
すると彼は、一度バントの構えはしたものの、若干ボールが高いという理由で、スーッとバットを引いて見逃しちゃってるじゃないの。 スクイズなのに。 キャプテンなのに。 送りバントじゃないのに。
ボー然として、突っ立ったまんまでタッチアウトされる三塁ランナー。
唖然として、アゴが外れそうになってる味方ベンチに、大盛り上がりに大爆笑の相手ベンチ。
そして、次の球を、ホームラン!
何事もなかったかのように、無邪気に満面の笑みでダイアモンドを一周しながら、こっちに向かってガッツポーズなんかしちゃって。
試合後、監督がみんなに「あいつにスクイズのサインをだした自分がいけなかった。」と、謝ってました。
恐るべし。スーパーナチュラル。
そんな彼が、推薦入学の受験をすることになったのだ。
真面目に部活を頑張って、キャプテンもやったっつーことで。
当時、推薦のテストは、面接と作文でした。
なんとか面接は、無事クリアしたみたいなんですが、作文は、工業高校なので、「路」について。
環状道路をつくったり、陸橋や地下道などをつくって、道路を円滑にしましょう的なことを、求められてるもの。
そして、彼。ここでも、ウルトラCを決めてくれるのだ。
なんと、「僕は将来こういう道に進みたい。」なんて事で、原稿用紙いっぱいに、お花畑満載にしてしまったのだ。
それを聞いて動揺する人たち。 そして、何が悪いの。みたいな感じで全然分かってない彼。
そして、数ヵ月後、その学校に入学したのだ。
恐るべし。工業高校土木科。
