ISO更新審査を終えて。 | アイデスの社長日記

ISO更新審査を終えて。

先週、ISO9001:2008年度版の更新審査が3日間にわたり行われました。


2年に一度の更新審査ということで、全部門が審査対象となり、それが3日間かけて行なわれます。


初日は、経営者インタビューということで私の出番となりました。


今回の審査官は初めて当社にいらっしゃる審査官でしたので、品質方針・品質目標を中心に私の考え方をお話しさせていただきました。


当社員は、この品質方針・品質目標を期初に行われる方針発表会で社長より説明を受け、全員が朝礼等において唱和等を行い確認をしております。


当社の品質方針・品質目標は、インターネット等を通じてみることができる他社のそれとは大分異なり、ユニークです。


以下当社の今期の品質方針・品質目標です。


品質方針

1.必要とされる社員になります。

1.必要とされる組織になります。

1.必要不可欠な会社を作ります。


品質目標

1.ミッションを理解します。

1.期限を守ります。

1.習慣を改革します。


特に今期は品質目標に対する思い入れが強くあります。


仕事を進めていくうえで、ミッション(使命や役割)を理解しないで、ただこなす人がいます。

理解しないで進めるということは、機械や道具と同じで、そこには工夫は生まれません。

また昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも成長し、より高度なミッションにチャレンジできるようになり、自己実現を果たすのもミッションを理解して初めて成し得ることだと言えます。


そしてミッションと同じくらい重要なのが期限です。

ビジネスマンであれば誰でも期限というプレッシャー(精神的圧力)と付き合わなければなりません。

しかし、期限というのは単なるプレッシャーではありません。

非常に有効なモチベーション(動機)であり、自分を成長させるエッセンス(要素)なのです。

期限があるから、期限前になるとスイッチが入り脳みそがフル回転しますし、期限と目標があるから活動計画が立てられるというものです。


(前の文章中にさりげなく「目標」という言葉を入れました。目標はミッションの一部です。つまりミッションと期限は切っても切れない関係なのです。)


しかし人間は悲しい生き物で、安きに流れてしまう生き物です。


今まで上手くいっていた場合(究極的には、「死ななかったから」)それまでの習慣をなかなか変えられない生き物なのです。特に日本人は農耕民族で「変化」ということに慣れてなく、変化が起きても「また少し耐え忍んだら元に戻るだろう…」と考えてしまいます。


しかし現在の外部環境はどうでしょうか?


完全に変わってしまって、戻る気配なんてないですよね。

生態系を見ても、外来種の魚・植物・昆虫・動物が入ってきて、日本固有の弱く、繊細な生き物は減る一方ですよね。

これは動植物に限ったことではない、ということを皆さん分かっているのに、それらの動物を保護する人間のように、誰かが保護してくれると考えてしまうんですよね。


でも誰も助けてなんてくれませんよ。


新しい環境に順応するには、それまでの習慣ではなく、新しい習慣が必要となります。

新しい習慣はすぐに身に付くものではありません。ある程度の時間が必要です。

初めは苦痛だったり、かったるかったりしますが、慣れてしまえばどーってことない。

それが習慣です。


だいぶ前の話になりますが、私は会社に7:30にはつくように来ていたころがありました。

さらに土日も休まず出社していたころがありました。1年間続けたのですが、初めのうちは非常にきつかったのですが、3週間ほどで慣れ、1か月を過ぎた頃にはもう慣れてました。土日出勤も慣れました。

当社の始業は9:30なので2時間前となりますが、それだけ聞くと「すごーい、よく体持ちますね」となりそうですが、実はどーってことない。それが実現できるように他の生活のリズムを変えました。朝風呂タイプの私だったのを寝る前にはいるようにしたり、夕食の時間を早くしたり。早めの就寝を心がけたりと。土日に関しては、精神的に充実させるために、平日に飲むワインよりも良いワインを飲んだりと。。。キチンと調整し、バランスを取るのです。


しかし驚いたのは、その私を見て一人の社員が同じように6:30~7:00に来るようになったのです。

私の場合は会社まで数十分で来れるのですが、彼の場合、2時間近くかかります。しかしそれでも彼はその時間に来ました。それをやはり半年くらいは続けてました。彼はどうやって習慣を変えたんだろう…と未だに謎ですが。


いずれにせよ、先に掲げた高いミッションの実現と期限を満たすには習慣を変えること以外にありません。

というよりも習慣化しなければ長続きせず、実る前に落ちてしまうということです。


だから「習慣を改革します」としました。習慣を変えますではなく、「改革」です。それくらいの心意気がないと変えられないのが習慣です。