使用キット:NEOGEOメカニカルキットコレクション メタルスラッグアーカイブ
![Modelers Survey Service-メタルスラッグ完成品1](https://stat.ameba.jp/user_images/20130107/19/modelers-s-s/98/91/p/o0450033812367254415.png?caw=800)
SV-001/I メタルスラッグは、ゲームのタイトルにもなっている象徴的な乗り物で、全方位を攻撃可能なバルカン砲と、放物線を描いて飛ぶキャノン砲を装備しています。
人気ゲームながら立体化に恵まれていませんでしたが、「NEOGEOメカニカルキットコレクション メタルスラッグアーカイブ」と題してタカラトミーよりカプセルトイが発売されました。
ラインナップは全5種で、キャラクターはPVC製、ビークルはABS製の未組立未塗装キットとなっています。
![Modelers Survey Service-メタルスラッグ完成品2](https://stat.ameba.jp/user_images/20130107/19/modelers-s-s/d3/90/p/o0450033812367254416.png?caw=800)
商品ラインナップは以下の通りです。
それぞれに付属するNEOGEOのカセットは、実際にシークレットのNEOGEO本体に差し込むことが可能です。
・SUPER VEHCLE 001/I + マルコ・ロッシ + カセット(METAL SLUG)
・SUPER VEHCLE 001/II + ターマ・ロビング + カセット(METAL SLUG 2)
・スラグフライヤー + エリ・カサモト + カセット(METAL SLUG X)
・キャメルスラッグ + フィオ・ジェルミ + カセット(METAL SLUG 3)
・シークレット NEOGEO本体 + コントローラ
![Modelers Survey Service-メタルスラッグ完成品3](https://stat.ameba.jp/user_images/20130107/19/modelers-s-s/cd/41/p/o0450033812367254417.png?caw=800)
製作にあたり、キットとして省略されている部分の修正と、ディテールが甘い部分の市販パーツへの置き換えをメインに行いました。
製作記事でも書きましたが、以下の点を改修しています。
・主砲や副砲など、穴が埋まっている部分の開口
・アンテナを0.5mmの真鍮線に置き換え
・砲塔上部と車体前面に0.8mmの真鍮線で手摺りを追加
・コトブキヤのMSGでボッシュライトを作成
・その他、各部をコトブキヤ・WAVEのパーツに置き換え
![Modelers Survey Service-メタルスラッグ完成品5](https://stat.ameba.jp/user_images/20130107/19/modelers-s-s/af/f2/p/o0450033812367255180.png?caw=800)
そして簡単に下地処理を済ませた後、ドット絵的な雰囲気を演出するために鋳造表現を施し、サーフェイサーを吹きました。
鋳造表現にも「サーフェイサーを粗めに吹く」「流し込み接着剤で表面を溶かして叩く」など、多種多様なやり方がありますが、私は「ラッカーパテを溶剤で薄めて筆で叩く」方法を使います。
薄める溶剤(ラッカー)の量、筆の穂先の形状、叩き方や強さで色々とアレンジが効くためです。
![Modelers Survey Service-メタルスラッグ完成品4](https://stat.ameba.jp/user_images/20130107/19/modelers-s-s/de/0f/p/o0450033812367255181.png?caw=800)
カラーリングは、ソフトのパッケージやイラストごとに微妙に異なるため、私なりにゲーム中のイメージを再現しようとメタリックで塗装してみました。
塗装は以下の順序で行っています。
「車体部分」
Mr.カラーGX ウィノーブラック
↓
ガイアカラー スターブライトアイアン + Mr.カラーGX ウィノーブラック
↓
Mr.カラー スーパーチタン + Mr.カラー ニュートラルグレー
「履帯部分」
Mr.カラーGX ウィノーブラック
↓
ガイアカラー スターブライトアイアン + Mr.カラーGX ウィノーブラック
↓
Mr.カラー タイヤブラック(履帯のみ)
![Modelers Survey Service-メタルスラッグ完成品6](https://stat.ameba.jp/user_images/20130107/19/modelers-s-s/d4/23/p/o0450033812367255182.png?caw=800)
メタリックカラーはエッジ部分を残すように塗装し、あまりわざとらしくならないようにグラデーションをかけました。
その後、エナメルカラーでシリンダーやバルカン砲などの細かい部分を塗り分けし、▽のデカール貼り、エナメルのハルレッドとウェザリングマスターを使って軽くウェザリングをします。
そして、車体には「半光沢と光沢の中間ぐらいのクリアー」で、履帯には「ツヤ消しと半光沢の間ぐらいのクリアー」でコートします。
最後に、ハイキューパーツのVCドームをクリアグリーンとクリアブルーで塗装し、ライト部分に貼り付けて完成です。
![Modelers Survey Service-メタルスラッグ完成品7](https://stat.ameba.jp/user_images/20130107/19/modelers-s-s/0e/a6/p/o0450033812367256331.png?caw=800)
イメージしていたゲームの印象よりも暗めの仕上がりになってしまいましたが、なんとか完成させることができました。
まだまだSUPER VEHCLE 001/IIやスラグフライヤー、ラクダとキャラクターたちも残っているので、それもいつかは完成させたいと思っています。
SUPER VEHCLE 001/IIは設定のみでゲームでは登場しないビークルのようですが、せっかくなので「Type-R」仕様でつくるのも面白いかもしれません。
いつかつくるそのときまでに、ソースを読んでおくとします。
「NEOGEOメカニカルキットコレクション メタルスラッグアーカイブ」より「SV-001/I メタルスラッグ」でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!
実際にゲーム画面と比べてみると別物感がすごいですが……それはそれということで。
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製作過程はこちらからご覧ください。
・製作中 SV-001/I メタルスラッグ その1
・製作中 SV-001/I メタルスラッグ その2