9月23日 秋分の日。
AM8:00 朝御飯。ブッフェスタイル。
朝食に似つかわしくない中華をはじめ、和洋折衷盛りだくさん。いけない、いけないと思いつつ、パンにご飯に納豆に。案の定、皆も飛ばしすぎ。気持ちと胃袋のギャップにもそろそろ気をつけないといけないお年頃で。
ともあれ、チェックアウト。スーツを着込み、いざキャナザワへ。
途中、能登食祭市場 へ立ち寄り、以前食べて気に入った「もみいか 」と「のどぐろ」を購入。市場へ入るとおばちゃんに声を掛けられ、振り返ると、昨夜お世話になった鮨治のおばちゃんだった。無論、おばちゃんのお店で購入。オマケにもみいかをさらに戴いた。有難い。
↑もみいか。ハンパじゃない。酒呑みなら一度は食して。ワタ入りの干物。
あとは式場に向かい勤めを果たすのみ。押し気味の時間を、気持ちの整理にあてる。
AM11:20 金沢のクラウンプラザホテル着。金沢駅の真横、解り易く助かった。当日、横浜から日帰りで訪れた友人と合流。まもなく挙式となる。
ホテルのロビーに設置されたチャペル。高く吹き抜けがあり、ホテルを利用する客は皆、式を見ることが出来る構造。
新郎側の席に着くと、間も無くケンが登場。堂々とした様に、もうすでに涙腺が緩む。
そして花嫁。ユミちゃんがお兄さんと行く。
ユミちゃんが二十歳の時に、病気で亡くなったお父さんの代わりにヴァージンロードを歩くお兄さん。きっと二人の胸に沢山の思いが去来したのだろう。そんな気持ちが伝わってくる入場だった。
祭壇で待つケンに、ユミちゃんを譲るお兄さん。しっかりと、真っ直ぐに受け止めるケン。いい表情だった。
想いの溢れたユミちゃんを終始気遣うケンが、さりげなくハンカチを渡す処。気が利きすぎて、憎らしいくらいに。その後は思った通り、顔は汁男優。目だか、鼻だか止め処なく。
いくつか式に参列したけれど、なんだか妹の結婚式よりも感情移入してしまったかもしれない。
そして、披露宴が始まる。カウントダウンも始まる。
昔からマメなケン。ウェルカムボードに、自作の扇を飾ったり、最後のお見送りに渡す手土産も包装を自分でしたりと、相変わらずだなと。
披露宴の趣向は「和」。金沢と云う場所にちなんだ、絢爛な趣。そして、衣装もキモノ。
まさか・・とは思っていたが、入場曲・・・「X」とか(笑) ワールドアンセムだっけ、ブルーブラッドのインスト曲。やる男だとは思ってたw
傘かっけーな。ユミちゃんの、ドレスぽいキモノもすげぇえがった。
入場が終わるとすぐに、色々な方の祝辞、二人の生い立ちなどが始まった。
もうこの時点で、私はMAX。テンパって、食事どこじゃありゃしない。いつ自分の名が呼ばれるか、そればかりに気をとられていた。勿論、未だノープラン。
カンペを片手に、素晴らしい祝辞を読み上げる方、アドリブと思しき人前に慣れている様子の方、本当に様々。思いの外、静かな場内に、こりゃマズイと戦々恐々と縮み上がる。敵前逃亡も辞さない腹だった。
そして、いくつかの催しが終わり、衣装直し。
妖艶な黒のドレスの花嫁。色んな意味で、凄く似合ってました・・ゴホン。チョットHでごちそうさま。
キャンドルサービルも、実は上の空。この後、私の番だと知らされたからだ。
そして。
惨敗。としか申し上げられません。想いの1割も伝えられたか、むしろ何を言ったのかも覚えておりません。
頭が真っ白になる、と言う状況を初めて体験致しました。
初めて交わした会話。一緒に暴れたライブの夜。一緒に迎えた初日の出。男だけのむさ苦しくて、最高に楽しかった温泉旅行。一緒に悔しい思いをした仕事のトラブル。最低に落ち込んだ時に救ってくれた電話。そして、羽田で見送ったあの日。
今思えば、いくらでもあったんだなって。
ただ、ノープランであそこに立つ。それだけが、私が唯一出来る事であり、思いを伝える為に必要であった全てだったんだとも思う。
ケンに出会えて本当に良かった。幸せなケンを見れて本当に嬉しかった。ユミちゃんの笑顔を見れて本当に良かった。選んだ女性がユミちゃんで本当に良かった。
ただそれだけ伝えたかったんだけれど。シャレた格言とか、俺が言ってもキモチ悪いだろう(笑)
トモとK岡さんとも話してたけれど。やっぱりね、演奏すりゃ良かったねと。今更だけれども、もうちっとマシな贈物になったかもしれん。
兎に角。すげーーーーいい式をアリガトウ!マヂで感動した!
えぴろーぐ。
式を終え、トモの鬼嫁の言いつけ通りお土産やへ。
ヤマト醤油味噌
さん。アイスにかける醤油
なるものを求めに。
なにやらとてつもなく恐ろしいモノを想像していたが、これが嘘みたいにウマイ。たまげたよ、鬼嫁。
アイスだけ戴いて帰ろうと思っていたが、見るからに美味しそうな味噌やらダシなどを買い求め、いざ神奈川を目指し出発。
上信越~関越ルートで行く。新潟を抜ける際は、細心の注意を払った。前回の二の舞だけは避けねばなるまいと。皆さんも新潟県の覆面パトにはご留意を。チクショウ。
私の運転の番になると、またしても豪雨。雨男は健在。
濃霧の妙高を抜け、順調にホームを目指す。
K岡さんの計らい?償い?によって、私の運転時間はごく短いものとなった。いびきチャンピオンK岡氏の活躍によって阻止された私の眠りを気遣っての事のようだった。有難い。
PM11:45 まずは私の自宅に到着。まだここから一時間程車を走らせなくてはならないトモには申し訳ないが、一足お先に帰宅した。
今回の一泊二日の旅。少なくとも、車で共に移動した三人には好評な物であった。楽しい旅を提供してくれた、全ての友人に感謝。
たった二日間。されど、濃密な時間は深く心に残ったに違いない。
長文お付き合い有難う。






