向日葵の咲かない夏 (新潮文庫 み 40-1)/道尾 秀介
¥660
Amazon.co.jp


途中で読むのやめようかと思うくらいに、序盤はツッコミどころ、矛盾が満載。そして、えらくグロテスク。あーこれ失敗したなと思って読みすすめてました。が、


嘘の上塗りで、混ざり合い、濁ってゆく真実。エンディングに向けて、ぼやけた輪郭がフォーカスしてゆく様。ある意味で、サスペンスとしての最高峰といえる出来なのかもしれない。


読む人を選ぶ作品ですが、序盤から中盤の乗り物酔いの様な感覚を乗り切れば、不思議で歪んだ世界感にも慣れるでしょう。


怖いもの見たさでどうぞ。