今日、クロワデュノールが天皇賞・秋でC.デムーロ騎手との新コンビを組むというニュースを見た。
正直、言葉を失ってしまった。
2歳のデビュー時から追いかけてきた馬だった。
調教のプロセスや陣営のコメントを追いながら、レースを迎えるたびに期待して、そして何より、北村友一騎手とともに歩んできた姿をずっと見てきた。
日本ダービーを勝ったあと、北村騎手が涙を流しながら語ったインタビューも忘れられない。
私にとって、あのダービーの栄光はクロワデュノールだけのものではなく、北村騎手と二人でつかんだものだった。
だからこそ、今日のニュースを見た瞬間、寂しさが込み上げてきた。
もちろん、クリスチャン・デムーロ騎手がどれほど偉大なジョッキーなのかは分かっているつもりだ。
プロの世界である以上、私には分からない陣営の判断や、さまざまな事情があるのだと思う。
だから、この決定を否定したいわけではない。
ただ、競馬を見ていると、勝ち負けだけでは語れないものがあると感じる。
私は「クロワデュノール」という馬だけではなく、「クロワデュノールと北村友一騎手」というコンビに惚れ込んでいた。
デビューから一緒に歩み、ホープフルSを勝ち、日本ダービーを勝ち、そして今年も大阪杯、天皇賞・春を勝った。
その時間を見てきたからこそ、初めて訪れた乗り替わりが、どうしても寂しい。
もちろん、これからもクロワデュノールを応援する気持ちは変わらない。
C.デムーロ騎手との新しいコンビが、どんなレースを見せてくれるのかも見届けたいと思う。
それでも今日だけは、
「できることなら、もう一度あの二人の姿を見たかった」
そんな気持ちを、素直に残しておきたい。