娘さんはニューヨークに留学中なので、現在彼女は一人暮らし。
生粋の京都人で、和のものや古いもの、美しいものを心から愛しています。
数年前にリフォームされたお家は、京都の古い長屋みたいに土間があって、そこから6人がけの大きなアンティークのテーブルセットが置いてあるリビングに入れます。
隣は和室になっていて、桐の長箪笥から見えるお庭の牡丹が水彩画みたい。
長い時間を経てきた和と洋が、違和感なく同居する素敵なお家。
ちょうどこの時期、牡丹の咲くころにはお庭の牡丹と牡丹の打ち掛けを飾って、牡丹柄の伊万里でお茶を飲むのがが楽しみなんだそう。
今回その打ち掛けのところでも撮影させてもらったのだけど、思いっきり和とは正反対のBRACHER EMDENがわたしの想像を超えてしっくり馴染んでしまったのには驚き。

こういう風情を楽しむのもチョイスする家具もインテリアも、彼女にとってはどれも自然なこと。
一生懸命という感じがしなくて嫌味がない。
休憩を取ったとき、伊万里の器にお土産のケーキとコーヒー、お手製のヨーグルトと苺のジャムに一輪のお花を添えた漆の丸膳がいつの間にか用意されていてため息が出ました。

は~…なんて雅なのかしら。。
1つのケーキと1杯のコーヒーとヨーグルトがこんなに美味しくなるなんて、センスも必要だろうけれど、おもてなしって心を嬉しくさせてくれるんだと実感。
そして改めて彼女を尊敬してしまった。
彼女はMAROSA(マーローサー)というブティックで、水戸で21年もお洋服で商売をされているツワモノ。
図らずも同業者になってしまったのですが、いつも相談に乗ってもらったり、イベントの計画に参加させてもらったり、将来こんなことしたいとか夢を語り合ったりなんかもしてくれる素敵なひと。
その上お美しい。
わたしの母より年上というのにも会うたび驚かされる。
彼女曰く、
女はね、40代が一番奇麗ね。余裕があって知識も増えて。
だからあんたたちも頑張りなさい。
…精進します。
MAROSA
茨城県水戸市泉町1-1-12(芸術館通り)
TEL:029-224-0090