アレルゲン
 気管支は筋肉でできています。気管支ぜん息の発作が起こると、この筋肉が痙攣を起こしたり、内側の粘膜から多量の粘液が出てきてしまいます。これは発作によって気管支が細くなっでいるためで、そのために呼吸が困難になるのです。ぜん息の発作が出ているときは、呼吸の中でも特に息を吐く(出す)ことができなくなります。吸うこともつらいのですが、それ以上に吐けない。呼吸は吐く方が基本です。それができないために空気飢餓感、高い山に登った時のような症状が平地でも起こるのです。

原因は二つ。一つはアレルギー。そしてもう1つが感染です。

アレルギーによる気管支ぜんそくは、小児の頃から症状があり、大人になっても治らない人に起こります。また大人になってから気管支ぜん息の症状が出てくる人もいて、これは排気ガスなどが原因で起こる感染型です。この感染型も、基本的にはアレルギー体質があるからと言われています。

 アレルギーの原因には吸い込むアレルゲン(抗原)と食べるアレルゲンの二つがあり、吸い込む方はハウスダスト(家のゴミ)が原因です。

これは本当のゴミではなくダニです。

ダニは死骸も糞もアレルゲンになるため、ハウスダストが原因の人は、じゅうたんやカーテンを変えてみましょう。

食べ物のアレルゲンとしては、卵や米、そば、光り物など多くの食物に原因があります。

アレルギーの子ども用食品を売っている店などもあり、インターネットなどで調べると出てくるはずです。また、小児アレルギー疾患の友の会などのグループもあります。

物理療法で予防
 気管支ぜん息の発作が起こった場合、まずは座らせる。

寝ると呼吸がしづらくなるので、寝かせてはいけません。足を投げ出すように座らせて、ちょっと前屈みにする。
そして背中をなでてあげてください。また、水やぬるま湯を飲ませて、できるだけ痰を吐かせましょう。痰を吐かせるには水分を多く採った方がいいので、部屋の湿度も高くしたほうがいい。

部屋全体の加湿が大変なのであれば、温かい濡れタオルを鼻にあてて呼吸してみてください。薬を持っていたり、吸入器を持っているなら、それも使ってください。

 発作が出ているときには、安静にしてあげることがもっとも大切で、背中をなでてマッサージするか、手の平が熱くなるので冷やしてあげる以外の物理療法はありません。 
しかし、予防は物理療法で行います。


金銭的に余裕のある方には次の方法でおこなってみましょう
 まずは呼吸に関係する筋肉を緩めてあげること。

低周波治療器を使い、導子を左右の乳首の横の少し上にあるくぼんだ部分に置いて、大胸筋をリズミカルに動かしましょう。15ヘルツぐらいの刺激が いいでしょう。

もう一つは背中。首から指4本分程度下の背骨の左右に肺兪(はいゆ)というツボがあります。ここに低周波の導子を置き、10分程度通電してください。 

最後に、手の親指と人差し指の間にある合谷 (ごうこく)というツボに低周波の導子を置き速めの刺激を15分程度。

ぜん息の人は交感神経の働きが低下しているのですが、このバランスを整えることになります。 

これらの治療は、できるだけ座ってやってください。


また、ぜん息の発作は夜中に出やすいため、できれば寝る前に行い、交感神経の機能を少し高くしておいてから寝るのが効果的でしょう。




・・・と、








     どっかの助教授が言ってました。