《一松とドロネコ》

一松の成長が描かれてたな、と思いました。
1期では自分からはエスにゃんを探しに行かないし、3期は犬と入れ替わった十四松を探しに行くも見つけられず。今回は結果はともかく、見つけるとこまではやり切った。すごく頑張ったよね!

 

8話全体としては、どう受け止めたものかよく分からないんですよ。
犯罪者を更生させる取り組み的な話かなと思ったら、やっぱり捨て猫の話なの?

しかも、ねこまるの話から地域猫全体の話になってる?

原作も読んだけどドロ猫のキャラデザかなり変わってますね?!
原作だともっと普通のモブキャラみたいな見た目してた。
8話のドロネコ、原作よりめっちゃ擬人化が深まってます。ねこまるは特定の属性を持たせた存在を描いたキャラだと思ったんですよ、キャラデザ的に。
ここでは猫のガワを借りたドロボーキャラだと思ったんだけど、、

現実の猫だったら、仲間の野良猫たちを養うという発想をしないし、猫は家畜で人に飼われるのが本来の生き方ですよね。だからリアル猫問題の話だと、懐いてるのに人の庇護を拒否するねこまるのキャラが合ってないんです。現実の猫の問題を描くには、ねこまるはファンタジーに寄りすぎてる。
これが犯罪者の話だったら、カタギ社会に馴染めなくて裏社会に戻るのはあり得るかもしれない。でもそれだと仲間を守るためとか綺麗事みたいな描写されても、、となるんだよね。


自分としては、8話は少し突き放した見方をすることにしました。

現実の猫の話として心を痛めたりせず、この話から何かのメッセージを汲み取ろうとする試みもいったんやめよう。
単に一松が、助けようと手を差し伸べた相手に振られた話ということで。
一松がニートだから無理だったという話でもなくなってたもんね?
野良を一匹家に迎え入れるだけなら実現できたんだ、ねこまるがそういうキャラ設定じゃなかったからダメだったんだ


おそ松兄さんが「人の物を盜むなんて〜」言いながらチョロ松のたまごを食べるとこは好きです(^o^)
隣にいるカラ松じゃなくわざわざ遠い位置まで手を伸ばすの何なんw
チョロ松兄さんの罵声聞きたい勢には助かる。


4期のトト子ちゃんはメンタルがクソ強いよね?ほっぺに傷がついても平然としてる。
4期では6つ子が大人しくなったせいか、トト子ちゃんもまだキレた姿を見せてない。笑顔で無茶言ったりはするが。

トト子ちゃんの頬に傷がついた時にチョロ松が一番キレてるのいいね!
で、チョロ松が捕まえるんだ?
チョロ松兄さんの罵声聞きたい勢は助かる。
こんな適切に役割分担ができる6つ子見たことがあっただろうか…
猫を捕まえる役とトト子ちゃんのケア役。

トト子の並の女の子ではない超然とした姿に、おそ松兄さんが「ははぁーー!」とひれ伏すの好きです。
チョロ松も最初はめちゃくちゃキレてたけど懐いたらコロッと掌返して溺愛するとこ、飼うの反対派あるあるだったわ(笑)


チビ太が保健所の職員さんに「てめらが悪いんじゃねえか!」と責めるのはよく分からんくないです?
「捨てるやつがいるから盗むんだろ」という主張はその通りなんだけど、それをぶつける相手がな…
誰かが猫を捨てる描写があって、その本人が野良猫に苦情言ってる描写があって、その人にチビ太が一喝するならわかるんだ。

ちょっといろいろ辻褄合ってない部分があって、どう捉えたものか・・・

ところで一松って、猫好きな割に猫の扱いうまくはないよね?
あと、懐いた猫が一松に飛びついて舐めるの、完全にあれ犬だったよね?
(さては作り手側が猫に興味無いな?)


おそ松兄さんが猫を飼う許可を得るために「バイトする」と言ったのはちょっと驚いた。

あんなに頑なに働かないスタンスだったのにね〜
あ、「いちまっちゃん」呼び、ありがとうございます!
4期で初ですね(^o^)
トッティ呼びが無いから、いちまっちゃん呼びも廃止になったかと思った。