自分はいわゆる少年漫画の中でも特にスポーツ漫画の類いが昔から好きである。


その辺りを少し書きたくなった。


今回紹介するのは、メジャーのリトル編屈指の名勝負となった横浜リトルとの一戦である。


詳しい試合展開やあらすじ説明はしていかない。

(そのうち気が向いたらしていくことがあるかもしれない。。。)

そこには気を使わず、気が向いたままに書いていく。


この勝負に至る過程で三船リトル側には、何点かの不利があった。


✔️正捕手小森の怪我

✔️不動の三番小森の怪我

✔️監督の試合直前での離脱


二番と三番は結論そこまでの不利を感じさせる場面はなかった。

もちろん、万全に越したことはないが、

これら問題が原因でとても困ったという場面はなかった。

(ただ、吾郎が終盤にかけて疲労に伴いフォームを崩したのは監督がいれば、防げたかも。。。)


問題は、一番である。

そもそもチームに小森がいたことが、奇跡みたいなもので、

吾郎の全力投球を難なく捕球できる小学生がこの世にどれほどいるのか。。。


リアルタイムで見ていた当時は、こんなに厳しい状況での試合を求められるのかと思った。

ただ、振り返ると作者は三船リトルナインの強敵と戦う覚悟、

それをより強くさせたかったのだと思えてきた。


万全の状態で試合に臨めていたら、

素直にボロ負けしたことであろう。

それだけ戦力差があり、みんな諦めていた。


この一工夫が出来るのが、漫画家が漫画家たる所以であろう。