城繁幸著、
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」
を読んだ。
だいぶ売れた本みたいだけど、
興味ない人は全くなかっただろうから、
いちお要旨を書くと、
-----------------------------------------------------
成長路線を維持するのが厳しくなってきた今、
年功序列制度を維持するには重鎮たちの給料が重すぎる。
でも長年会社に貢献してきた(とは言いがたいんだけど…)人たちを切ることはできん。
じゃあまあしょうがないから若者に泣いてもらおうかな。
若いうちは苦労せいって昔の偉い人も言ってたらしいからね…。
まあ最近は派遣社員を使っていい業種が広がって来たから、
足りなかったら便利なそいつらでうまく回せばいいんじゃない?
って言う人事策を講じてるくせに、
「最近の若者は根性ないからすぐやめちゃうなぁ…」
なんてそんなばかな論理があるわけないだろう!
根性を発揮する気になるような基盤をつくってから言いなさい!
ってのが基本で、
日本型人事制度の問題を少しずつ分析。
ところどころで著者が気焔を吐く。
(主に政府批判。将来は議員先生か?)
------------------------------------------------------
久しぶりの読書感想文。
いや別に本を読んでないわけではないんです。
むしろ量としては増えたかな…?
書かないのが普通になっちゃうと書かなくなっちゃうんですよね。
だからここらで書いておこうかなぁと思って、
チラッと書くつもりだったんだけど、
書いてみたらなんか長くなっちゃった。
ひまなひとだけどうぞ。
この本は読みたいから読んだわけでもなくて、
東京帰ったときに家に転がってたからなんとなく読みました。
著者は某大手電機メーカー(?)F社の人事部をやめて、
やめると同時にそのF社の暴露本を出して巨額の富を得た後、
人事コンサルみたいなことやってる人物。
F社、
特に人事部の人たちはめちゃめちゃ怒ってたみたい。
(怒ってたのは人事部だけかな?)
訴えてやろうか否か、
とかも言ってたらしいけど、
実際どうなったかは知らん。
その暴露本が出た時のF社人事部の怒りを、
比較的身近に感じることのできる環境だったので、
どんなにひどいことまでばらしちゃったんだろう?
って思ってたんだけど、
この本を読む限り、
(暴露本自体は読んでないので推測です。)
別にそんな徹底的にF社の人事制度改革を否定しているわけではなくて、
認めてはいるし、
必要だとも思うけど、
まだ中途半端で、
もう一歩踏み込まなくちゃだめですよ。
っていう主張のようです。
それを主張する過程で、
とうぜん内部のことをある程度はばらす必要があったのでしょう。
なんであんなに怒ってたんでしょう?
冷静さを失っちゃってたのか、
あるいは、
もっと踏み込んだ怒ってしかるべきことをばらされたのかな?
(この本を読む限りそういうことはしなそうな人という印象を受けます。
もう十分痛い目にあって反省した後だからかも知れないけどね。)
まあ暴露本を読む気はあんまりないからどうでもいいけど…。
内容自体は、
筋も通ってるし、
正しいかどうかは別として、
何が言いたいかはよく分かるんだけど、
じゃあどうすりゃいいのかは理想論以外あんまり書いてない。
(新書なんて全部こんなもんか…)
この先が知りたいならコンサル料納めてね。
ってことか?
納めたところで、
社会構造が激変しない限りあんまりいいことなさそうだけど…。
著者が想定する読者ターゲットは、
企業(や社会)をシステム全体としてあんまり考えたことはないけど、
自分の思うようには行かないことだけは実感として持ってる若者です。
(含、NEET,フリーター)
敵(企業の人事構造)がわからないんじゃどうしようもないから、
まず敵が何なのかを教えてあげますよ。
敵がわかれば自ずから進むべき道も見えてくるでしょ?
ってことで、
確かに敵が何なのかは教えてくれるけど、
敵が分れば進む道を自分で決められるような人は、
正直こんな本を読むまでもなく、
自分で自分の道を決められる人でしょう。
そうでない人たちはどうすればいいのですか?
唯一この本に書いてある対策っぽいのは、
この本が指摘する現状(年功序列の破綻を若者が尻拭い)が、
このさきしばらくは続くから、
うまく年功序列に乗れなかった人たちは、
(極わずかだけど乗れる人たちもいる)
つまらない(?)仕事を低賃金でじっと我慢するか?
(仕事以外に楽しみを見つけて)
失敗することも当然あるけど一発逆転ねらって転職するか?
若いうちに早く決めようね。
ってことらしい。
そりゃそうだ…。
そんなの教えてもらわなくたって、
だれでも知ってるよ。
いつだか感想文を書いた、
「働くのがいやな人の本」
よりはちょっぴり実用的な気もするけど、
若者がどうすればいいのかはあんまりよく分からない。
いくつか転職成功例、不成功例があげられてたけど、
だからなんなんだ?
結局不安をあおっただけではないのか?
ぼく個人としては、
たとえ年功序列でなくたって、
会社を好きになる手法があればいいと思う。
(あればだけどね…)
好きな会社だったから、
たとえ辞めて次の会社に移ってからも、
連携したがるくらい好きになっちゃうような手法を作り出せばいいんだと思う。
そうすりゃ辞めた人から新たなビジネスチャンスが生まれちゃうかもしれません。
(こんなに都合のいい話にどれくらいの可能性があるかは知らん。)
ぼくのお勧めの手法の一つは、
運動会の復活ですかね。
(復活っていっても前はやってたらしいってくらいしか知らんけど)
とりあえず無駄に熱い雰囲気を作っておいて、
チーム(部署?)が勝つためにがんばる。
↓
当然チームワークも(最終的には)良くなる
↓
仕事上でも助け合う
↓
会社に愛着が沸く…
無理か…。
それこそ若者の気質として受け止められなくて、
ぐだぐだのまま消滅する可能性のが大きいか…。
でもまあこういうのもひとつの回答だと思うんですけどね。
もちろんこの社風に合わなそうな人は、
最初から別の会社に行けばよろしい。
まあ運動会はやりすぎとしても、
なんか年功序列に変わる会社を好きになれるシステム作りが必要なのでは?
(そんなシステムが実現するかは怪しいけど)
ってこれじゃ結局経営者側に対する手法の提案ですね。
具体的に若者がどうするかかぁ…。
まあ労組でもつくって(あるなら利用して)、
運動会やれ!
って運動でも起こしますか?
なんか地味だな。
でもまあその組合運動に熱くなってるうちに、
文句言いながらも会社を好きになるかもわかんないから、
著者の2択よりは少しはましだろう…。
(熱いのがきらいな性格の人はどうしたら良いのかはよく分かりません。)
なんかぐだぐだだけど、
もう長くなってきたから止めます。
最終評価としては、
あんまり読む価値無し。
この本読むなら、
別の本を読んで、
自分の商品価値を高めたほうがよっぽどいいと思う。
この本がベストセラーになる理由がよく分からん。
F社グループの人たちが全員買ったのかな?
それこそ著者の思う壺だな…。
でももうF社に関係ないとは言え、
実際家に転がってたのは事実…。
コンサルとしての腕前はたっぷりお持ちのようです…。
ちなみに著者の苗字はそのままだけど、
名前は偽名らしい。
なんてぼくも暴露してみました…。
訴えられないかが心配。
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」
を読んだ。
だいぶ売れた本みたいだけど、
興味ない人は全くなかっただろうから、
いちお要旨を書くと、
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成長路線を維持するのが厳しくなってきた今、
年功序列制度を維持するには重鎮たちの給料が重すぎる。
でも長年会社に貢献してきた(とは言いがたいんだけど…)人たちを切ることはできん。
じゃあまあしょうがないから若者に泣いてもらおうかな。
若いうちは苦労せいって昔の偉い人も言ってたらしいからね…。
まあ最近は派遣社員を使っていい業種が広がって来たから、
足りなかったら便利なそいつらでうまく回せばいいんじゃない?
って言う人事策を講じてるくせに、
「最近の若者は根性ないからすぐやめちゃうなぁ…」
なんてそんなばかな論理があるわけないだろう!
根性を発揮する気になるような基盤をつくってから言いなさい!
ってのが基本で、
日本型人事制度の問題を少しずつ分析。
ところどころで著者が気焔を吐く。
(主に政府批判。将来は議員先生か?)
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久しぶりの読書感想文。
いや別に本を読んでないわけではないんです。
むしろ量としては増えたかな…?
書かないのが普通になっちゃうと書かなくなっちゃうんですよね。
だからここらで書いておこうかなぁと思って、
チラッと書くつもりだったんだけど、
書いてみたらなんか長くなっちゃった。
ひまなひとだけどうぞ。
この本は読みたいから読んだわけでもなくて、
東京帰ったときに家に転がってたからなんとなく読みました。
著者は某大手電機メーカー(?)F社の人事部をやめて、
やめると同時にそのF社の暴露本を出して巨額の富を得た後、
人事コンサルみたいなことやってる人物。
F社、
特に人事部の人たちはめちゃめちゃ怒ってたみたい。
(怒ってたのは人事部だけかな?)
訴えてやろうか否か、
とかも言ってたらしいけど、
実際どうなったかは知らん。
その暴露本が出た時のF社人事部の怒りを、
比較的身近に感じることのできる環境だったので、
どんなにひどいことまでばらしちゃったんだろう?
って思ってたんだけど、
この本を読む限り、
(暴露本自体は読んでないので推測です。)
別にそんな徹底的にF社の人事制度改革を否定しているわけではなくて、
認めてはいるし、
必要だとも思うけど、
まだ中途半端で、
もう一歩踏み込まなくちゃだめですよ。
っていう主張のようです。
それを主張する過程で、
とうぜん内部のことをある程度はばらす必要があったのでしょう。
なんであんなに怒ってたんでしょう?
冷静さを失っちゃってたのか、
あるいは、
もっと踏み込んだ怒ってしかるべきことをばらされたのかな?
(この本を読む限りそういうことはしなそうな人という印象を受けます。
もう十分痛い目にあって反省した後だからかも知れないけどね。)
まあ暴露本を読む気はあんまりないからどうでもいいけど…。
内容自体は、
筋も通ってるし、
正しいかどうかは別として、
何が言いたいかはよく分かるんだけど、
じゃあどうすりゃいいのかは理想論以外あんまり書いてない。
(新書なんて全部こんなもんか…)
この先が知りたいならコンサル料納めてね。
ってことか?
納めたところで、
社会構造が激変しない限りあんまりいいことなさそうだけど…。
著者が想定する読者ターゲットは、
企業(や社会)をシステム全体としてあんまり考えたことはないけど、
自分の思うようには行かないことだけは実感として持ってる若者です。
(含、NEET,フリーター)
敵(企業の人事構造)がわからないんじゃどうしようもないから、
まず敵が何なのかを教えてあげますよ。
敵がわかれば自ずから進むべき道も見えてくるでしょ?
ってことで、
確かに敵が何なのかは教えてくれるけど、
敵が分れば進む道を自分で決められるような人は、
正直こんな本を読むまでもなく、
自分で自分の道を決められる人でしょう。
そうでない人たちはどうすればいいのですか?
唯一この本に書いてある対策っぽいのは、
この本が指摘する現状(年功序列の破綻を若者が尻拭い)が、
このさきしばらくは続くから、
うまく年功序列に乗れなかった人たちは、
(極わずかだけど乗れる人たちもいる)
つまらない(?)仕事を低賃金でじっと我慢するか?
(仕事以外に楽しみを見つけて)
失敗することも当然あるけど一発逆転ねらって転職するか?
若いうちに早く決めようね。
ってことらしい。
そりゃそうだ…。
そんなの教えてもらわなくたって、
だれでも知ってるよ。
いつだか感想文を書いた、
「働くのがいやな人の本」
よりはちょっぴり実用的な気もするけど、
若者がどうすればいいのかはあんまりよく分からない。
いくつか転職成功例、不成功例があげられてたけど、
だからなんなんだ?
結局不安をあおっただけではないのか?
ぼく個人としては、
たとえ年功序列でなくたって、
会社を好きになる手法があればいいと思う。
(あればだけどね…)
好きな会社だったから、
たとえ辞めて次の会社に移ってからも、
連携したがるくらい好きになっちゃうような手法を作り出せばいいんだと思う。
そうすりゃ辞めた人から新たなビジネスチャンスが生まれちゃうかもしれません。
(こんなに都合のいい話にどれくらいの可能性があるかは知らん。)
ぼくのお勧めの手法の一つは、
運動会の復活ですかね。
(復活っていっても前はやってたらしいってくらいしか知らんけど)
とりあえず無駄に熱い雰囲気を作っておいて、
チーム(部署?)が勝つためにがんばる。
↓
当然チームワークも(最終的には)良くなる
↓
仕事上でも助け合う
↓
会社に愛着が沸く…
無理か…。
それこそ若者の気質として受け止められなくて、
ぐだぐだのまま消滅する可能性のが大きいか…。
でもまあこういうのもひとつの回答だと思うんですけどね。
もちろんこの社風に合わなそうな人は、
最初から別の会社に行けばよろしい。
まあ運動会はやりすぎとしても、
なんか年功序列に変わる会社を好きになれるシステム作りが必要なのでは?
(そんなシステムが実現するかは怪しいけど)
ってこれじゃ結局経営者側に対する手法の提案ですね。
具体的に若者がどうするかかぁ…。
まあ労組でもつくって(あるなら利用して)、
運動会やれ!
って運動でも起こしますか?
なんか地味だな。
でもまあその組合運動に熱くなってるうちに、
文句言いながらも会社を好きになるかもわかんないから、
著者の2択よりは少しはましだろう…。
(熱いのがきらいな性格の人はどうしたら良いのかはよく分かりません。)
なんかぐだぐだだけど、
もう長くなってきたから止めます。
最終評価としては、
あんまり読む価値無し。
この本読むなら、
別の本を読んで、
自分の商品価値を高めたほうがよっぽどいいと思う。
この本がベストセラーになる理由がよく分からん。
F社グループの人たちが全員買ったのかな?
それこそ著者の思う壺だな…。
でももうF社に関係ないとは言え、
実際家に転がってたのは事実…。
コンサルとしての腕前はたっぷりお持ちのようです…。
ちなみに著者の苗字はそのままだけど、
名前は偽名らしい。
なんてぼくも暴露してみました…。
訴えられないかが心配。