小西四郎著
「日本の歴史 19 開国と攘夷」
(全26巻)
を読んだ。
要旨は
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タイトルそのままです。
オランダ、清以外の外国船がちらほら来邦する辺りから、
慶喜が大政奉還する辺りまで、
有史以来日本がもっとも揺れ動いたであろう30年が、
細かく書かれています。
多少著者の思い入れを反映した形で、
お金の話から宗教の話まで、
いろいろ脱線はしますが、
教科書よりはよっぽど詳しいくて面白いです。
が、それほど論文調ではないので、
気楽に読めていい本です。
各巻で著者が違うみたいだけど、
この小西さんの主張は、
「民衆のエネルギーなめてると痛い目見るぞ!」
ってことみたい。
いまはどうなってるか知りませんが、
戦争直後の歴史学者には、
「一部の上層階級によってのみ歴史は綴られてきた。」
って考える人がたくさんいたらしいです。
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少し前になりますが、
春休み(?)を利用して、
親戚回りをした際、
あっちこっちでいらなくなった書籍のうち、
ぼくが興味あるものをことごとく回収してきました。
たくさんもらってきたので、
いちいち紹介するのもめんどくさいのでやめますが、
いまとりあえず読み始めたのが、
この全集です。
いまは文庫版も出ているらしいのですが、
もらったのは初版本で、
箱つきハードカバー26冊というかなりの体積ですが、
面白そうなのでもらってきました。
前から本はいくらあっても困らないという信条のもと、
ほしい本はとりあえず買ったりしちゃうので、
(当然一度も開いてないものもあるとかないとか…)
増える一方で部屋にあふれかえっちゃってて非難を受けていましたが、
さすがに今回の大量入荷によって、
本棚からあふれた本があまりにも多くなりすぎたので、
ついに決心して新たに本棚を購入しました。
(見た目がよくなったからって非難がなくなるわけではありませんが…)
さてこの日本の歴史ですが、
とりあえず1巻から読み始めました。
終戦ちょいあとに書かれた本なので、
「これまでは天皇家への配慮から、
客観的な日本の歴史は研究・公表されにくかったけど、
敗戦を受け止めて新しい日本を作るためには云々…。」
なんてのから始まって、
神話時代が展開されている模様…。
つまらない…。
この調子でずっと続けられては、
おそらく10,000ページを優に超すこのセットはただのオブジェになってしまう…。
↓
だからいらないもの拾ってくんじゃないって言っただろこの乞食が!!
的批判を受ける
↓
現在家にある本を全部読むか捨てるかしない限りもう本は増やすこと罷りならぬ。
的御触れが出る
↓
当然そんなの無理
↓
いやだ
ってことで、
まあとりあえず興味あるとこから読み始めてみて、
前後関係から読んでおきたいとこが出てきたら戻ればいいやってことで、
19巻「開国と攘夷」から読み始めてみました。
ここからなら、
どうしても前までのことがわからないと先進みにくいってことも少なそうですしね。
いままで、
なんでインド・清をはじめアジア諸国は
ことごとく欧州勢に半 or 全植民地化されてしまったのに、
日本だけはゆっくり王政復古から明治維新を経て(擬)近代国家になるのを待ってもらえたのかがよくわからなかったのですが、
(現実には半植民地だったように見えなくもないですが…)
この本を読んでさらによく分からなくなりました。
っていうと怒られちゃうかもしれませんが、
いままではぼんやり疑問だったのですが、
著者なりの解釈に触れて、
なにがわかんなくちゃいけないかがある程度はっきりした(のかも怪しいけど…)おかげで、
もうお手上げって感じです。
もちろんこの本に書いてあることはその通りなのかも知れないけど、
前提条件が多すぎてよく分からんのです。
考えてもわからなそうだし、
かといってお腹いっぱいの今、
さらに詳しい本を読む気はまったくなし…。
ぼくの考えるもっとも重要な要素は、
「諸外国が日本でアウェーの陸戦をやるのは難しい」
ってことですかね。
もちろん難しいのは戦術的にだけでなく、
戦略的にのほうが大きいかと思います。
でも各国の帝国主義的世界戦略の理解にまで手を広げるつもりは今のところ一切ないのです…。
今日のところは
「歴史は複雑ですな」
ってことで、
いずれ詳しい人に聞くチャンスを逃さないように、
日頃から心がけていこうと認識する程度でよしとすることにしました。
結構詳しく書いてあるのはうれしいんだけど、
一般的には知られてない(とぼくは思う)けど、
重要な役割を演じたから、
何度も登場する感じの人が結構たくさんいるんですよね。
(まあ当然ですが…)
だから一気に読んでしまわないと、
名前がわかんなくなっちゃうんです。
この巻について言えば、
2,30年の間に起こったことが書いてあるから、
最初のほうにちょろっと出てきて、
かなり後ろのほうで大活躍とか、
あるいはその逆の感じの人も結構いて、
もう誰が誰だかわかんなくなっちゃいます。
当然のように予想されますが、
こいつらのうちの大半は、
次巻、
「明治維新」
にもおそらく登場するわけです。
結構つらいですよね…。
ちらっと後の巻をめくってみると、
明治時代が終わるまであと3冊…。
ぼくの気力は続くのか…?
職を得たばかりでこんな事いうのもなんですが、
はやく引退して一日ゆっくり読書しながら過ごす生活がしたいです。
(含、漫画)